たじま児童劇団

2026.5.30 第6期たじま児童劇団(ジュニアクラス)お試しワークショップ活動レポート

みなさま、こんにちは。30度を超える日が増えてきて、つい「あっついなぁ〜」と呟いてしまいますが、田んぼに水が入り、風になびく水面や稲をみていると、日差しや暑さも必要なものなんだよなぁ〜と、またぼんやり思ったりして、、、アシスタントともちんです。

さて!5月30日(土)に児童劇団・ジュニアクラスのお試しワークショップが開催されました。

今回参加してくれたのは15名。そのうち6名が経験者、9名が未経験者という嬉しい顔ぶれとなりました。新しい仲間がたくさん集まってくれたことに加え、子どもたち一人ひとりが個性的な発想を持っていて、今後がますます楽しみになる時間となりました。

まずは車座になって、軽く自己紹介。
「五荘小学校の〇〇です」に始まり、周回が増えていく度に「好きなものはいちごです。〇〇です」と少しだけプライベートなことも交えていきます。中には「最近鼻が詰まって朝起きると口がカピカピになっている〇〇です」なんて自己紹介も飛び出し、みんな大笑い。段々と緊張の糸がほどけていきます。
そして、児童劇団の活動でもおなじみの名前呼びゲームや名前鬼ゲームに挑戦していきます。これらのゲームはとにかくお互いの名前を覚えながら、相手に意識を向けることや、周囲の状況を感じ取ることを楽しみます。最初は戸惑う様子も見られましたが、次第に周囲を見ながら動けるようになり、楽しみながら集中力を高めていました。

後半は3つのチームに分かれ、自分たちでお題を決めてシーンを創作し、それが何を表現しているのかを観客に当ててもらいました。

トップバッターを務めたチームのお題は、なんと「界隈」!

「フロキャン界隈」と「ネタバレ全力拒否界隈」という個性的な人々が登場し、朝の教室でそれぞれの「界隈」を主張し合う様子が描かれました。
「界隈」が作品タイトルとして飛び出してきたことに大人たちは驚かされましたが、子どもたちにとっては身近なテーマだったようで、独特な世界観を見事に表現していました。

2本目のお題は「ジャングル」。

一人の冒険家が未知の世界を進んでいく物語です。
進んだ先には象の群れ!!のどかにボール遊びをしているかと思いきや、長い鼻を使っていきなりボールをぶつけてくるではありませんか。それでも冒険家は果敢に前進。次に現れたのはナマケモノの集団です。「また何か起きるのでは?」と警戒する冒険家でしたが、何も起こりません(笑)。この絶妙な肩透かしに会場は大笑い。最後にはワニの集団に食べられてしまうという衝撃の結末を迎えました。
特に印象的だったのは、食べられる瞬間を幕の後ろで表現したこと。観客には直接見えないからこそ想像が膨らみ、恐怖を煽る見事な演出となっていました。

3本目のお題は「エビフライ」。

いけすの中で暮らす巨大な親子エビをお客さんが選び、料理してもらうというストーリーです。
「ぷりっぷり!」「しっぽとろ〜!」と、食べたおいしさを全力でアピールするお客さんたち。その台詞や動きから、観客の頭の中には大きくておいしそうなエビフライが自然と浮かび上がります。思わずよだれが垂れてしまいそうなほど食欲をそそる作品となりました。

どのチームも短い創作時間の中でアイデアを出し合い、「どう見せたら伝わるか、面白くなるか」を工夫していたことが印象的でした。経験者も未経験者も関係なく、一緒に考え、一緒に笑いながら作品をつくり上げていく姿に、子どもたちの豊かな発想力と表現力を感じることができました。

「界隈」から「ジャングル」、そして「エビフライ」まで。初回からこの振り幅です。

今回集まってくれた子どもたちは、なかなかの粒ぞろい。これからどんな物語や世界が生まれてくるのか、今から楽しみでなりません。

児童劇団・ジュニアクラスの募集は終了していますが、参加したい方はご相談下さい。ぜひ一緒に、想像すること、創ること、表現することの面白さを味わいましょう。

(スタッフ 髙橋智子)