たじま児童劇団

2021.9.4 [小学生の部]活動レポート

たじま児童劇団は、江原河畔劇場を拠点に、子ども達と演劇ワークショップをしています。現在は小学生の部(小学4年生〜6年生)と中高生の部、2チームで活動しています。

今日は、小学生の部「とよとよシアター」の活動レポートです!

2021.9.4 [小学生の部]活動レポート

 9月4日㈯、小さな発表会を開催しました。前回の活動日に、自分たちの団体名を『とよとよシアター』と決め、チーム分けと劇の創作、題名も考え、宿題の広報活動(手作りポスターと家族への宣伝)もして、いよいよ本番当日を迎えます。

 一家族2名様までという制限ではありましたが、多くのお客様が足を運んでくださいました。
お客様が来る前は「お母さんたちが来る前に発表終わらせたい…」や、「なんだか恥ずかしいな」なんて言っていた子ども達。

しかし!!
講師のむらいちゃんが「じゃあ、お客さんを呼んでこよう」と声掛けると、
ロビーで待つお客様達を見て「いっぱいいる!」と笑顔で教えてくれたり、
お席への誘導も積極的に自分達で「やる!」と言ってくれたり…その姿は、堂々としていて、本当に頼もしかったです!!

さぁ、開演です!

―【とよとよシアター】による夏の4本立て ―
『おばあちゃんち』
『会談話』
『おばけとお昼ご飯』
『オラの暑い夏休み』

ー夏の4本立てー…ということで、みんなの夏のイメージが、おばけや海水浴や帰省など…さまざま。

そのイメージをお客様に、どう伝えるか。モーションでみせる方法をとったチーム、語りながらお客様に想像を掻き立てたチーム…。
子ども達から出てきた、たくさんの表現方法に、客席で観ていた大人も、子どもも夢中で観ていました。

また、夏の食べ物の中で、多く取り扱われたソーメン。お箸でとり、麺つゆをつけ、すするその姿に、目の前には本物のソーメンは無いはずなのに、舞台の上に美味しそうなソーメンが見えました。

カメラを構えるお客様や、自由に歩き回る子ども達の弟や妹。
その場で起こっていることを、素敵な場にどんどん変えていく『とよとよシアター』の”俳優”の姿に、改めて演劇の、表現の無限の可能性を感じ、私はワクワクが止まりませんでした…!!

また終演後に、宿題のポスターをイスに並べました。
情報を読み手にわかりやすく書く人、イラスト付きで書く人、折り曲げたまま飾る人…みんな書いている内容は同じでも、一枚一枚アプローチが違う。みんな違うからこそ、チーム一つ一つの味が出ていたんだなと、終演後に新しい気づきもありました。

 ポスターを並べ、家族のもとへ走って行って「どうだった⁉」と積極的に感想を聞く子ども達。お客様も「よくこの短時間で作れたね」「すごいね!」と彼らの発想力を褒めてくださり、みんなの笑顔が見れて、私も心がホクホクです。

 さて、次の活動は10月です。
しばらく期間は空きますが…。

次回はどんな素敵なことが待ってるのかなぁ!

[スタッフ 永田]

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