ひょっこりニュース

お試しワークショップを終えて

こんにちは。江原河畔劇場の村井まどかです。

10月7日と14日のお試しワークショップを終えて、いよいよ「ひょっこりシアター」が本格的に始動しました。

お試しワークショプへは、2日間で合計13名の参加者が来てくれました。私たち自身も初めましての方々とお会いするのが楽しみでしたし、どんなワークショップになるのかドキドキワクワクしながらこの日を迎えました。思った以上に参加者の反応が良く、私たちの予想のはるか更に上をいく発想やリアクションに、終始楽しく、両日ともに活動時間の90分があっという間でした。

お試しワークショップでは最初は大きな円になって、あいさつと自己紹介をしました。

参加者の方々も緊張していたと思いますが、実は私たちも「みんな楽しんでくれるかな?」とドキドキしながら、お試しワークショップの初日を迎えていました。そのため私は自己紹介で自分の名前を言うのをすっかり忘れていたのですが、あいさつの後で思い出したように自分の名前を言ったら、参加者のみんなが「今さら?」「ズコー!」と、コケるリアクションをしてくれて、緊張が一気に吹き飛びました。

参加者みんなの笑顔やコミュニケーションのお陰でリラックスして始められました。

自己紹介のあとは名前のあいうえお順に並び替えたり、言葉を使わずに誕生日順に並び替えたり、拍手を回したり、なんだかよくわからない、もの凄く重いものや、トゲトゲしたものを手渡したり、放り投げたりして遊びました。

目に見えないものを共有するのは、誰しも難しく感じることと思います。しかし伝える方も受け取る方もうまく工夫してアレンジしていくさまを見て、ただただその表現力にビックリしました。

後半はお題を決めてシーンを作り、他のチームの人に当ててもらう「シーン創作」をしました。どのチームも、想像の遥か上をいく面白さでした。

一日目は「鬼退治」「ディズニーランド」「お化け屋敷」

二日目は「コンサート」「猫の世界」「小学校」「お化け屋敷」

と、様々なシーンの創作を行いました。

二日間とも、笑い声が絶えない楽しい時間でした。

これから本格的にひょっこりシアターの演劇創作のためのワークショップが始まります。

もう、すでにワクワクしています。当初は「どんな事ができるかな?」と考えていた私は、今では「みんなと何がしたいかな?」と、あらゆる可能性の中でやりたい事がどんどんと膨らんでいます。

どうぞみなさま、発表会を楽しみに温かく見守ってください。

ゲームの詳細は「日本の演劇」未来プロジェクトのレポートでもご紹介頂いているので、そちらも合わせてどうぞ。

https://mirai-pjt.jp/n/nffec0d3bc23e

【お試しワークショップ】

ワークショップ実施日:2023年10月7日(土)/10月14日(土)

撮影:トモカネアヤカ

文:村井まどか