たじま児童劇団

2024.07.21[中高生の部]活動レポート

今日から中高生の部も始まりました。

まずは新メンバーも増えたので自己紹介も兼ねたシアターゲームから。

1から50まで書かれたカードをランダムに配って、そのカードの数字に合わせた役を演じる『ステータス』というシアターゲームを、2チームに分かれて挑戦しました。

『刑務所』という設定では、数字が大きいほど重罪で刑期も長く、態度も大きくなります。逆に数字が小さいと軽犯罪で刑期も短く、態度も小さくなります。
4分間シーンを演じて、最後には番号順に並びます。

『病院』という設定では、重病から仮病までが入り混じりました。患者さんを順番に並べるのは相手チーム。代表1人が看護師役で参加しました。

どちらのチームも若干の狂いはあったものの上手く並ぶことが出来ました。
このゲームは大きい数字と小さい数字を引いた人はわりと演じやすいようです。
難しいのは中間の番号です。程よいさじ加減で演じるのが難しいところです。
見ている方は、その迷走ぶりが面白いんですけどね。

刑務所チームでは、途中で自分の番号が他のメンバーよりも大きそうだと気付いた受刑者がどんどん罪の告白をし、まるで教会の懺悔室のようになった場面もありました。
病院チームでは、逆に自分の数字が小さいことに気付いた患者さんが急に元気になる奇跡も起こりました。


次はステータスのお題を各チームで考え、別チームに演じてもらいました。

『新学期の教室』
新任の先生がクラスの中で外交的な人から内向的な人を調査して順番に並んでもらいます。先生役は相手チームの人が演じます。
すごく内向的な生徒さんは直ぐに決まったんですが、陽キャの生徒さんの順番付けに難航しました。

『愛の深さ』
相手チームの代表1人への愛の深さを表現し演じます。
好きの度合いと嫌いの度合いを絶妙に演じ分けるのが難しそうでした。
愛情MAXの男子の『愛してま~す』の叫びにみんな大盛り上がり。
私には眩しすぎて目がくらみそうでした。

休憩を挟んで後半は『カガクするココロ』の台本を使ってお芝居のお稽古をしました。
大学の研究室を舞台にした作品なので、フレッシュなメンバーにはピッタリです。
今日は配役を決めて軽い立ち稽古まで。
次回はしっかりお稽古の予定です。

今年度も中学1年生から高校3年生まで個性豊かなメンバーが今年のたじま児童劇団中高生の部を盛り上げてくれそうです。

(スタッフ:島田曜蔵)