たじま児童劇団

たじま児童劇団第2期(中高生の部)活動スタート!

たじま児童劇団は、江原河畔劇場を拠点に、子ども達と演劇ワークショップをしています。現在は小学生の部(小学4年生〜6年生)と中高生の部、2チームで活動しています。

今日は、中高生の部の活動レポートです!

2022.8.7[中高生の部]活動レポート

今年度のたじま児童劇団員は、はじめましての新規参加者と昨年度から継続して参加してくれた経験者、あわせて総勢20名の大所帯となりました。何が嬉しいって、昨年度は小学生の部で参加してくれた6年生が、今年度は中学1年生になり中高生の部に入ってきてくれたこと!本当に演劇が好きなんだね…嬉しい…それだけで泣けてきます。おっと、涙腺を緩ませるにはまだ早い…💦気を取り直して!

さて、今日は2022年度第1回目の活動日です。初めて参加する人達は緊張している様子でスタジオ入りしてきましたが、あれ?なぜか経験者達も緊張してる…?(笑) と、思ったのも束の間、久々の再会を喜び合う歓声があちこちから聞こえてきたりしてました。本日の講師は、作・演出家の田上豊が担当します。昨年度のたじま児童劇団 旗揚げ公演『十五少年・少女漂流記』の際アシスタントとして、オリザさん不在の際にサポートに入ったりしたので、顔なじみの人も多かったはず。とはいえ、はじめましての人も多いので、緊張を解すべく頭のウォーミングアップから。

まず『太ももスリスリ』で、”初めての事ってこんなにできなくて当たり前なんだよ~”というのを実感してもらい、『今から指の数を11本にします』で、”俳優とはいかに上手く目の前の相手を騙すかだ!”ということ?(笑)を体得してもらいました。

続いて、『椅子とり鬼』で今度は体のウォーミングアップ!”オニを絶対に椅子に座らせてはいけない ”というルールのなかなかに難儀なゲームで、全員の思考力・瞬発力・共同性が試されます。と言っても、もう皆でキャーキャーワーワー言いながら「走っちゃダメ」って言われてるのにダ――ッと突っ走っちゃったりして、体も心もつい熱くなるような楽しさの中、前半が終了しました。少し休憩をとり、ハァハァになった呼吸を整えます。

そして後半は、『他己紹介』を。みんなで大団円になり、まず隣の人とペアを組んで10分間で「自分についての色んな情報」を相手に伝えます。その後、今度は1人1分で「相手の情報」をみんなに紹介してあげます。「放送部です」「好きな食べ物は”もやし”です」「好きな事には没頭しちゃいます」「自分からいくのが苦手なので皆さんからどんどん話しかけてください」等々、それぞれの意外な面を本人じゃない人から話されるって、なんだか不思議な体験です。また講師からの「一番好きな本のタイトルは?」「毎朝やってる習慣て?」など事前情報にない無茶振りな質問にも、う~ん!と相手の事を”妄想”して即興で答えてもらいました(笑)ハイレベルの珍回答にスタジオは和やかな空気に包まれましたが、どのペアも、相手に対するリスペクトが感じられるような、なんだかとても素敵な時間でした。

今回は2名お休みでしたが、2022年度のたじま児童劇団 中高生の部も、なんだかワクワクするような面白いメンバーが揃いました。次回の活動は8月21日㈰。次回は全員で会えるのを楽しみにしています!

【スタッフ 福田】

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