たじま児童劇団

2024.08.3[小学生の部]活動レポート

夏休み真っ只中の午前中、本日も児童劇団小学生の部の活動がありました。

大人たちが暑さでぐったりする中、参加メンバーは元気いっぱい。

ウォーミングアップはドッヂボール大会から。

いつの間にかミニサッカー大会になっていましたが…。

次はみんな大好き『ウインクキラー』

みんなキラーの対策を考えてきたみたいで、なかなか勝負が決まりません。

なので今回はキラーじゃない人がキラーを見つけたら申告してキラーを倒せるというルールが追加されました。

なので積極的にキラーを探すメンバーがいたり、果敢に攻めて華々しく散っていくメンバーがいたりと大いに盛り上がりました。こちらは2回戦ありました。

次は『ワンアクションリレー』

7人ずつの2チームに分かれてそれぞれ好きな動きを繋げていくゲームです。

最初のアクションは決まっていて、『玄関の鍵を開けて中に入る』からスタート。

私のチームは、電気を点ける→靴を脱ぐ→居間に入ってテレビを点ける→お菓子を食べる→横になる→背筋トレーニングのように跳ねる→奥の部屋に移動してダンスする→窓を開けて『バカヤロー』と叫ぶ→『行ってきます!』と言って玄関を飛び出す→『ただいま!』と言ってすぐに帰ってくる→玄関で寝る→思い直して今で座ってくつろぐ→横になる→起き上がり体育座りをする

こんな感じの流れでした。

このゲームは他の人の動きも覚えていなければならないところが難しくて面白いところです。

それぞれチームで声を掛けながらワイワイ楽しめました。

次は4人チームが2組、3人チームが2組の4チームに分かれて演劇創作をしました。

本日のお題は『夏休み』

各チーム共、個性的な作品が出来上がりました。

1チーム目は夏休みの初日から2学期初日までを描いた作品でした。

夏休み初日は兄弟でゲーム三昧。

翌日はお母さんと一緒に海に出かけてクラゲに刺されました(涙)

3日目は昨日のことがあったので『家を出ない宣言』をして自分たちの部屋に籠城。

4日目は前から友達と約束してた虫捕りに渋々でかけますが、結局1匹も捕まえられずに帰りました。

そして、時は流れてあっという間に夏休み最後の日。お母さんに『宿題したの?』って言われて、兄弟で悪だくみをします。

なんと!宿題を農場のヤギに食べさせてしまいました。

2学期初日。学校で先生に『宿題やったんですけど、ヤギに食べられました』と正直に?言うものの大目玉。反省文を10枚書くことになりましたとさ。

2チーム目はタイトルをつけるとすれば『夏休みのお母さん』でしょうか。

主人公の小学生がお母さんにおやつをおねだりしたら、『宿題終わったらね』と言われ、渋々部屋に戻って宿題をします。1ページ終わった頃、友達とそのお母さんが一緒に訪ねて来ます。お母さん同士がおしゃべりに夢中になっている隙に友達と2人で遊びに行ってしまいます。気が付けば夕方に。宿題のことも忘れて元気よく帰って来たら、玄関でお母さんが鬼の形相で仁王立ち…。背筋がひんやりするようなお話でした。

3チーム目も不思議なお話でした。

夏休みの直前にある小学生の前に魔法使いが現れます。

魔法使いが言います。

『何でも願いを叶えてあげます』

驚いた小学生は

『夏休みの宿題を無くして欲しい』

『お母さんが優しくなってお小遣いが1万円になる』

魔法使いが言いました。

『分かりました。すべて叶えましょう』

小学生は喜びました。

その日の夜学校に忍び込んだ魔法使いは学校のコピー機を全て壊しました。

朝になって登校すると先生が言いました。

『コピー機が全部壊れてしまったので宿題はありません』

驚いて家に帰るとお母さんが1万円くれました。

小学生はつぶやきます。

『ホントに魔法使いっているんだ』

楽しい夏休みが始まりました。

4チーム目のタイトルは『夏休みあるある』

『夏休みのあるある』が、短いシーンの連続で表現されました。

『宿題が終わらない』

『ダラダラしちゃう』

『はしゃぎ過ぎてケガをする』

『自慢話を聞かされる』

『自分だけどこも行ってない』

『自由研究に悩む』

『絵日記に悩む』

『知り合いに偶然会う』

ひとつのシーンが終わるとみんなで声を揃えて『あるある!』って掛け声が入る楽しい作品でした。

さぁ、夏休みも始まったばかり!

思いっきり楽しんでくださいね。

でも宿題は計画的に。

また次回お会いしましょう。

(スタッフ 島田曜蔵)