たじま児童劇団

2023.10.22[中高生の部]活動レポート

たじま児童劇団は、江原河畔劇場を拠点に、子ども達と演劇ワークショップをしています。現在は小学生の部(小学4年生〜6年生)と中高生の部、2チームで活動しています。

今日は、中高生の部の活動レポートです!

2023.10.22[中高生の部]活動レポート

ー2023年10月22日(日)中高生の部 第6回目 活動レポートー

前回の活動では半数くらいが欠席でしたが、今日は欠席が1名のみでほぼ全員が揃った大所帯の中高生の部メンバーたち。開始前のスタジオではおしゃべりに花が咲きます。今日もたっぷりのアイスブレイクゲームで雰囲気を温めていきます。まずは大学生のサポートスタッフが「おにぎりバスケット」の提案をしてくれました。ルールはフルーツバスケットと同じで、各種フルーツを→おにぎりの具に替えてやってみました。メンバーに「好きな具は何?」と聞くと「カレー」という意外な答えが返ってきて、若人らしさを感じました(笑)その後、真ん中に立つオニが自由にお題を設定してやってみました。例えば、「黒い服を着ている人」「マスクをしてる人」等の外見についてのお題や、「アニメが好きな人」等のよりパーソナルなお題も出てきました。中でも「頭の坊主にしてみたいと思ったことがある人」や「これ以上税金をあげて欲しくない人」というお題に意外にたくさんの人が立ち上がっていて面白かったです。その後、「バースデーライン」や、3人1組で割り箸をお互いの人差し指でおさえて、指の感覚だけで3人で動いてみる非言語のコミュニケーションを味わってみるアイスブレイクをしました。ひととおとり体も心も解れた後は、各々でストレッチや発声練習などをしてもらいました。自分一人でどこまでできるかなと思い、様子をみていましたが、まだまだどうしていいか分からないメンバーも見受けられました。これから1月の公演に向けて自分なりのやり方をどんどん見つけていって欲しいと思います。

オリザさんの合流後は、先週渡された『転校生』読み合わせです。3段組みになった「同時多発」の連鎖が目まぐるしい台本を、今日は最後までやってみました。椅子を5列、最前列と最後列3席で中3列は5席、合計で21席がずらりと並ぶなか、メンバー達は台本を持ちながら、椅子に座ったり、出入りしたりして、セリフを言ってみました。3段組みの台本のどの部分に今自分のセリフが書かれているか見逃さないように、みんな必死です。何度も途切れながらもなんとか台本の最後までたどり着いた時は、思わず「はぁ~」と深いため息がでる程のみんなの集中力でした。

最後にオリザさんへの質疑応答タイムです。

Q.棒読みになってしまうのですがどうしたらいいですか?

→A.慣れです。頑張ってください。

Q.自分が希望した配役にならない可能性もありますか?

→A.はい、あります。だいたい希望した役にはならないことの方が多いです。

など、そんな~!💦な答えがオリザさんから返ってきました(笑)

Q.不条理ってなんですか?

という質問が最後にあり、今度はオリザさんからマジメに(笑)解説されました。

例えば、在日として生まれる、沖縄に生まれる等を例にあげ、”生まれながらにして人は不条理な状況である”ということ、またナチスによるユダヤ人虐殺や、東日本大震災の被害者などの例にあげ、”不条理に命を奪われること”についても言及されました。生を受けるのも、死ぬのも、”自分の努力でどうにもならないこと” ”理由なく生死が決まること” つまりそれが不条理であるということが解説されました。特に中高生の思春期と呼ばれる世代は「どうして~なんだろう」と日々、自分たちが生きている不条理な世界についてよく考えるものである、大人になると生活に追われてあまり考えなくなるものだよ、とも(四十台後半のスタッフを指さしながら)伝えられました。この世界の不条理さに憤ったり悩んだりすること、それさえもひとつの ”青春の輝き” なのかもしれません。

さて、次回の活動では自分のやりたい役で台本を読みまくります!1月の公演を目指し、ひとつひとつ丁寧に積み上げていきます。今後も、たじま児童劇団中高生の部の活動に、乞うご期待です。

【スタッフ福田】

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