ひょっこりニュース

ひょっこりシアターってどんな人がやってるの?

こんにちは、今回のひょっこりニュースでは、「ひょっこりシアターってどんな人がやってるの?」というテーマでニュースをお届けします。

代表して、ワークショップのメインファシリテーターの村井まどかさんと、発表会の構成・演出の舘そらみさんに、色々お話してもらいました!

 

──自己紹介をお願いします!

村井「村井まどかです。私は愛知県の豊田市で生まれて、大学で上京して、関東にある桜美林大学に入りました。

大学3年生の時に劇団青年団に入団しました。上京してちょうど20年後の2020年4月に豊岡に引っ越してきました。

ワークショップのお仕事は東京でもやっていましたが、豊岡に引っ越してきてからは、幼稚園児から社会人までと、いろんな方々に向けてワークショップをやる事がとても増えました。毎日のようにいろんな人たちと演劇を通じた出会いがあって楽しいです」

舘「舘そらみと言います、本名です。東京育ちではあるのですが、様々な土地を点々として育って、トルコやコスタリカのような発展途上国で幼少期を過ごしました。とにかく色々な文化のところを行ったり来たりしていたので、幼い時から『この世界は自分と違う人たちばっかりだなぁ』と思ってきました。小さい頃から知らない人に話しかけるのが大好きで、自分と全然見ている世界が違いそうな人への興味がものすごく旺盛な人間として育ちました。そういった思いが、この世界の色々なことを作品にしたいという思いに繋がって、大学時代から演劇を始めました。卒業してからは医療系の企業に就職して、病院のコンサルタントの仕事をして、その後、改めて劇団活動を始めました」

──村井さんがひょっこりシアターをやってみようと思ったきっかけがあれば教えてください

村井「もともと俳優をしながら、介護の仕事を10年近くやっていました。訪問介護やデイサービスで働いていて、そこで高校生と高齢者の方々を出会わせて演劇ワークショップをやっていたこともありました。その時から、いろんな場所で、いろんな人達と演劇を作るワークショップがとても心地よく感じるようになりました。

あと、豊岡に来て出石特別支援学校で数回に渡ってワークショップをする機会があって、彼ら彼女らと演劇を作っているなかで、『色々な人たちにとって演劇ってすごく必要だし、楽しめるものなんだな』ということを実感し、やってみようと思いました。

──舘さんが演劇ワークショップを続けている、その理由を教えてください

舘「この世は楽しいぜ!って思い続けたくて、そして色々な人に会いたくて、続けてるんだと思います。私は10年くらい前から家を持つのをやめ、転々とする生活を送っているのですが、毎日色々な地域で新しい人に出会ったりワークショップを行い続けています。それは本当に楽しく、『ああやっぱりこの世は面白い』と思わせてくれますし、参加していただける方にとっても、個人の魅力がちょっと引き出されるような、そして日頃の鎧を大きく脱げるような、そんな機会を作れたらと思って活動しています」

ひょっこりシアターには、村井さんや舘さんのほかにも、演劇を仕事にしている俳優や演出家、劇作家や福祉関係者特別支援学校の先生など、たくさんの人が関わっています。

次回は、ひょっこりシアターのお試しワークショップの様子をお届けします。お楽しみに!