たじま児童劇団は、江原河畔劇場を拠点に、子ども達と演劇ワークショップをしています。現在は小学生の部(小学4年生〜6年生)と中高生の部、2チームで活動しています。
今日は、アシスタントに入ってくれた芸術文化観光専門職大生による中高生の部の活動レポートです!
2023.10.29[中高生の部]活動レポート
ー2023年10月29日(日)中高生の部 第7回目 活動レポートー
10月29日、たじま児童劇団(中高生の部)7回目の参加者は18人でした。ハロウィンが近いということで、お菓子を配ってくれる子も!この日は、アイスブレイクを2つとストレッチをしてから、台本『転校生』の読み合わせを行いました。まず、1つ目のゲームはアシスタントのはなちゃんによる「カラダじゃんけん大会」。みんなで、全身を使ったグーチョキパーのポーズを決めてから、そのポーズを使ってじゃんけんをします。3回勝つまで、じゃんけんをし続け、だんだん体が温まってきました。2つ目のゲームは、「目隠し道案内」。二人一組になり、目隠しをした相手の体に触れずに、声だけで1階のキッチンまで道案内をするゲームです。どのように表現をすれば、思うように相手が進んでくれるのかを考えながら行うことで、人に伝えることの難しさと伝わったときの嬉しさを感じたワークでした。次に、首のストレッチを行いました。私たちの重たい頭を一日も休まずに支えてくれている首。スマートフォンを毎日見ていることで疲れている首。首を横に倒した瞬間、みんなからも「あぁ〜」という気持ちよさそうな声が聞こえてきました。
アイスブレイクの後は、オリザさんの『転校生』の台本を最初から最後まで、シーンごとに分けて読んでいきました。みんなの希望を聞いて、配役を決めてから、実際にやっていきます。同時多発の会話で、複雑な台本ではありますが、みんなは器用に読み進めていました。誰とでも劇の中で仲良くなっていて、セリフを言うことで活き活きと会話をしている姿が印象的でした。また、休憩時間に大量発生しているカメムシを和気あいあいとサヨナラしていても、台本を読み始めると打って変わって良い緊張感がありました。
寒くなってきて、1月に公演を控えるメンバーはいよいよ本番を意識し始める時期でしょうか。来週には、役を決めるオーディションがあるそうです。みんなが一生懸命に演劇に取り組んでいる姿を見て、児童劇団を更に応援したいという気持ちが湧き上がった一日でした。
【芸術文化観光専門職大学 丸山るか】
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