たじま児童劇団【シニアクラス】活動報告更新!
たじま児童劇団【シニアクラス】の活動報告を投稿しました。

11月30日(日)活動報告はこちらから→https://ebara-riverside.com/12/03/10601/
2025.11.30[シニアクラス]活動レポート
― 2025年11月30日(日)シニアクラス 第8回目 活動レポート ―
こんにちは、前回に引き続き、アシスタントの坂戸です。
たじま児童劇団シニアクラス第8回の活動レポートです。
劇場に集まるなり、開始までの時間、置いてあったボールで遊んでいます。どこかで見たことがあると思ったら、ジュニアクラスと同じ光景、、。中学生や高校生になっても、ボールがあると遊んでしまうのでしょうか。結構ちゃんと動き回っていて、元気だなと、、、。インフルエンザが流行っているので、元気なことに越したことはありません。良かった。
今日は、前回の配役オーディションの結果発表がありました!
平田オリザから配役が記載された紙が配られるとざわざわとし始め、なかなか静まりません。ボールで遊んでいても、お互いがどの役になるのかは気になっていたようで、隣同士で盛り上がっていました。オーディション結果とはいえ、テスト返しのようなわくわくした感覚なのかもしれません。
今年上演するのは、2021年度、2022年度にも上演した『十五少年・少女漂流記』です。本作品に二回目の参加になるメンバーもいますが、新たなメンバーで創る『十五少年・少女漂流記』を楽しみにしているようです。
配役が決まり、台本の読み合わせをしました。これまでの児童劇団の活動で学んだことを思い出し、作中の年齢や関係性と、自分自身と役のズレを見つけて考える時間になってきたのではないかと思います。

台本を読み込んだり、覚えたり、映像を見て出入りを確認したりして、本格的に稽古が動いていきます。インフルエンザなど予期せぬ事態への対応も求められますが、お互いに支え合いながらみんなで創ります。
たじま児童劇団のみんなはそのことを知っています。学生らしい一面と、俳優としての一面とのギャップにたまに驚かされます。
そんな22名の中高生が創る『十五少年・少女漂流記』がいよいよ12月6日からチケット発売開始になります。
ぜひお誘いあわせのうえ、お越しください。江原河畔劇場でお待ちしております!
詳細はこちらから→https://ebara-riverside.com/play/play_9134/
以上、坂戸でした。
たじま児童劇団【ジュニアクラス】活動報告更新!
たじま児童劇団【ジュニアクラス】の活動報告を投稿しました。

11月29日(土)第10回目の活動報告はこちらから→https://ebara-riverside.com/12/03/10586/
2025.11.29[ジュニアクラス]活動レポート
― 2025年11月29日(土)ジュニアクラス 第10回目 活動レポート ―
寒さが身に染みるなか、今年10回目の活動がスタートしました。
今日の活動は、青年団の俳優のまーぷーこと島田曜蔵が務めました。
本日はウインクキラーから。「救世主」のルールを久しぶりのまーぷーにみんなが教えてくれました。役割が増えてドキドキしながら、寒さで縮んだ体がほぐれました。
そして、今日は年に一度の発声練習の日。腹式呼吸やロングトーン、50音など、プロもやっている方法を実践しました。

今日の創作は、「場所」と「何をする」からテーマを決め、チームでお話を作りました。さらに、物語の中に“歌”または“ダンス”を必ず入れるという条件も追加されました。テーマの内容は、まず全員でたくさん意見を出し合い、その後あみだくじで組み合わせを決定しました。
あみだくじで決まったテーマの組み合わせが「普通だ!」といって、頭を抱えていたメンバーたち。もっと奇想天外な組み合わせをやりたかった模様。しかし、創作に入るとそれぞれの強味が光り、どんどんおもしろさが加わっていきました。
〇1チーム目「マクドナルドで絵を描く」
近所で殺人事件があった後のマクドナルド。怪しいお客が二人。ひとりは、赤い塗料でずっとケチャップの絵を描いている。その染料を殺人事件の血ではないかと思った店員が警察に通報。警察が事情聴取するも証拠は得られない。結局、証拠不十分のまま絵を描いていた客が逮捕されてしまった。フードをかぶった客は、不敵な笑みを浮かべていた。

〇2チーム目「ステーキの中で探検する」
探検をしていると、「ステーキ “の中”」というステーキ店を発見。店のステーキを食べようとした瞬間、店内に潜んでいた牛に「ダンス対決で勝たないと食べてはいけない」と勝負を挑まれる。勝負を拒否すると、店の奥にとらわれてしまった。探検仲間が探しにきて、ダンス勝負を受ける。探検仲間は見事勝利し、とらわれていたひとは開放されたのだった。

〇3チーム目「宇宙で何かを買う」
富豪に「退屈を紛らわせるために何か用意しろ」と言われたお付きのものは、アイドルのセンターを呼び寄せる。アイドルが歌っても富豪は満足しない。そこで、宇宙飛行士をよびよせ、月に連れて行ってもらう。月を気に入った富豪は、月の土地を買おうと、月の管理人に交渉。しかし、土地を買うことはできずにあきらめて帰るのだった。
どのチームもテーマを深堀りし、それぞれの面白い世界が無限に広がっていくのを感じました。
これからどんな世界が広がっていくのか楽しみです!!
以上、アシスタントのなーやんでした。
たじま児童劇団【シニアクラス】活動報告更新!
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11月9日(日)活動報告はこちらから→https://ebara-riverside.com/11/28/10566/
11月16日(日)活動報告はこちらから→https://ebara-riverside.com/11/29/10574/
2025.11.16[シニアクラス]活動レポート
― 2025年11月16日(日)シニアクラス 第7回目 活動レポート ―
こんにちは、アシスタントの坂戸です。
たじま児童劇団シニアクラス第7回の活動レポートです。

今日は、1月10日から12日まで江原河畔劇場で上演する『十五少年・少女漂流記』の配役決めのオーディションがありました。
作中の、あるワンシーンのリーディングで行われました。
今回は、全員出演できることが決まっているため、どの役になるのかを決めるためのものでしたが、希望の役に関係なく同じシーンを全員が読むというオーディションでした。順番に呼ばれるまで、それぞれチームごとに繰り返し読み合わせて、イメージを共有していました。
児童劇団のメンバーはそれぞれ事前に希望の役を決めてきています。「自分と学年が同じだから」とか、「頭が良くて憧れるから」とか希望する理由は様々なようです。
オーディションというものが初めてだというメンバーもいて、緊張しているようにも見えましたが、みんな堂々としていてたくましかったです。
いよいよ、配役が決まったら本番に向けた稽古が始まります。2025年度版の『十五少年・少女漂流記』がどうなるのか楽しみです!
たじま児童劇団第5回公演『十五少年・少女漂流記』の予約はこちらから↓↓↓
https://ebara-riverside.com/play/play_9134/
以上、坂戸でした。
2025.11.09[シニアクラス]活動レポート
― 2025年11月9日(日)シニアクラス 第6回目 活動レポート ―
11月9日、今日もシニアクラスの活動がありました。
今日は2つの短い台本を使って、俳優にとって必要な技術とは何かということと、演劇を構成する要素の成り立ちについての講義がありました。配られた台本はどちらも同時多発の会話が含まれるもの。オリザさん曰く「世界一同時多発のうまい子どもたち」であるシニアクラスのメンバー。あっという間にセリフをものにしていきます。

こうした台本の中で、積極的に二つ以上のグループの会話に参加する役を演じるときは、意識の分散のために相手役を使うことが重要です。今話している人と、これから話しかける人に、数十%ずつ意識を分散させながら会話します。このとき、その役を落ち着きのない設定だったり、おしゃべりな人の設定にすると、やりやすいです。
また、演劇や文学は、新聞の見出しになるような「社会的な問題」と、見出しにはならないけれど個人にとってとても大切な「人間的な問題」のバランスによって成り立っていて、このバランスのいい作品が優れた作品といえるという説明がありました。
さらに、演劇における台本の役割はあくまで仮説であり、稽古はその仮説をもとにした科学の実験のようなものだという前提をもとに、すでにある台本における「内部」に新しい刺激を与えるというワークを行いました。台本の中の登場人物の会話が破綻しないくらいの、大きすぎず小さすぎない刺激を与えるのがポイントです。
化学の研究室が舞台の台本を使い、チームに分かれて発表を行いました。途中からやってきた登場人物が告白するシーンを追加したり、新薬によって猿になったヒトが研究室から飛び出してくるというシーンを追加したり、さまざまなアイデアを織り交ぜながら試行錯誤を行いました。

最後に年始の公演『十五少年・少女漂流記』の三・四場の読み合わせを行い、今日の活動は終了しました。次回はいよいよオーディション。やりたい役を考えておくようアナウンスがありました。2年ぶりにたじま児童劇団のメンバーが演じる『十五少年・少女漂流記』、どんなパワーアップを遂げるのでしょうか、どうぞお楽しみに!
(スタッフ 山田)
たじま児童劇団【ジュニアクラス】活動報告更新!
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11月15日(土)第9回目の活動報告はこちらから→https://ebara-riverside.com/11/18/10548/
2025.11.15[ジュニアクラス]活動レポート
― 2025年11月15日(土)ジュニアクラス 第9回目 活動レポート ―
こんにちは、アシスタントのりったんです。
いつものようにウィンクキラーや名前鬼でウォーミングアップをして今日の活動も始まりました。このウィンクキラーや名前鬼は、どんどんルールがレベルアップしていて、毎回やっているはずですが飽きることがありません。前回の活動の時にウィンクキラーに新ルールが導入されましたが、みんなでやりながら改良を進めます。「これじゃ、キラーになる人が暴走しちゃうよ」「暴走しなきゃつまらないよね」などなど自分たちで新ルールを調整している姿は、もう開発者のようです。
今日は「セリフで状況を伝えられるようになろう」と、むらいちゃんはメンバーにテーマを掲げました。
セリフで状況を伝えられるようになるとはどういうことか。
今日のワークの中では、二人一組になって椅子に座り、設定した状況に起こりうる会話を創作しました。例えば、公園のベンチに座っている二人がいるとき、どんな会話をしたら、その場所が公園のベンチであると観客に伝わるのかと考えて会話を作るということです。
ここは〇〇です、と直接的に言わずに状況を伝えるのは案外難しく、伝わることにズレが起きることがあるようです。「〇〇の家」という設定だけど、椅子に座っている二人はゲームをしながら会話をしている。それを観たお客さんに「〇〇の家」だと伝わるだろうか。
ワークを通じて、どんな会話をすれば、伝えたいことがお客さんに伝わるだろうかと意識するようになったのではないかと思います。

ワークの後半では、「90秒間で、椅子に座って本を読んでいるむらいちゃんを椅子から立たせる」シーンの創作をしました。何も知らないむらいちゃんに、自ら立ち上がってもらうには、立たざるを得ない状況を設定し、会話の中(劇中)で伝えなければなりません。会話の中に自然に設定などの情報を組み込むのが難しいポイントですが、3人ずつのチームはそれぞれやり方を工夫していました。

90秒間で、椅子から立たせる出来事が起きるまでの前置きに時間をかけ、会話で状況を伝えるチームや、早々に椅子から立ち上がるような出来事が起き、立ってもらうための会話に時間をかけるチームなど作戦はさまざまでした。「この会話では、この場所が圏外のために電話ができないということが伝わっていない」とか、「まだ、むらいちゃんとの関係性がわかる会話が足りない」とか、お互いに意見を出し合いながら、どんな会話、セリフがあると伝わるのかを考えていました。
少しレベルアップしたワークでしたが、みんな相手の立場になってものごとを考えるようになっていて、創作の時の視点が増えたのではないかと感じました。
2月の発表会に向けて、作品創作のためのワークも増えみんなのさらなる成長が楽しみです!
以上、りったんでした。
ひょっこりニュース更新!
11月1日、2日に行われた「創作ワークショップ」第6回、第7回の様子を投稿しました。

ひょっこり活動レポート!→https://ebara-riverside.com/11/15/10518/
ぜひご覧ください!
