たじま児童劇団【シニアクラス】活動報告更新!
たじま児童劇団【シニアクラス】の活動報告を投稿しました。


9月28日(日)活動報告はこちらから→https://ebara-riverside.com/10/25/10429/
2025.09.28[シニアクラス]活動レポート
― 2025年9月28日(日)シニアクラス 第4回目 活動レポート ―
今回で4回目の活動となりました。新メンバーも少しずつ打ち解けてきたのかな、という印象です。
まずは柔軟とストレッチからスタート。
「今いちばん欲しいものが自分の真上にあることを想像して、それを取るように上へ上へと伸びてみよう」というストレッチでは、参加者から「志望校の合格!」という声が。切実な高校生らしい一言に、場が和みました。
続いては発声練習。
自分の音域や相手の音域を操るワークを通して、自分たちの声の可能性を探りました。
そのあとは、今回の活動の本題――オリザさんによるテキストを使ったワークです。
電車の中で相席になった人に話しかける「ご旅行ですか」というセリフを題材に、チームに分かれて取り組みました。

前半はオリザさんから「演劇は、それぞれの“つもり”=context(文脈)のズレをどう共有するかが大切」というお話がありました。
演劇に限らず、文化や背景の異なる人と関わるときにも起こる“それぞれの解釈の違い”として話が広がり、中高生たちが自分ごととして真剣に耳を傾けているのが印象的でした。

後半は「ご旅行ですか」というセリフを言いやすくするために、新たにセリフを付け足し、チームごとに発表。
普段は電車の中で自分から話しかけないという中高生たちが、「自然に話しかけるにはどうしたらいいか」という点を含めながら考え、セリフを追加していきます。
役の立場や背景から考えることで、少しずつセリフの意味合いが変わることを実感しながら、役と自分とのcontext(文脈)のズレを縮めていきました。

「好奇心と謙虚さを持って役と向き合うこと」の大切さにも触れながら、
1月の本公演に向け、テキストと自分、そして役との“ズレ”を感じ取り、調整していくことを体験する時間となりました。
(スタッフ 永田)
えばらぼアソシエイトカンパニー時々 vol.7「劇場と喫茶店.1」スペシャルアフタートーク開催決定
11月9日(日)の本公演終了後に、追加イベントとして江原河畔劇場芸術監督 田上豊とのスペシャルアフタートークを開催することが決定いたしました。
「劇場」と「喫茶店」という二つの空間が交わるときに生まれる時間や物語を、出演者・関係者とともに語り合います。 公演の余韻とともに、ぜひお楽しみください。
ひょっこりニュース更新!
10月12日、10月13日に行われた「創作ワークショップ」第3回、第4回の様子を投稿しました。

ひょっこり活動レポート!→https://ebara-riverside.com/10/17/10380/
ぜひご覧ください!
ひょっこりシアター2025「演劇創作ワークショップ」第3回10月12日 第4回10月13日
こんにちは。ひょっこりシアターアシスタントのりったんです。
10月12日、13日と二日連続の演劇創作ワークショップがありました。第3,4回目となり、今回の創作ワークショップから初めて参加するメンバーも劇場や雰囲気になじんできたように感じます。
11月2日に発表会を控えていますが、本番までの日数を数えて焦ったりはしません。今回も楽しく演劇を創りました。今までは、やりたい役を決めて、物語を創り、発表するということをしていましたが、今回はアドリブを組み込んだ創作をしました。
場所がどこで、そこには何があるのか考えアイデアを出していくと一人ひとりの中でイメージが膨らみ、アドリブでも物語が進んで行きます。決められたことをやるだけでなく、「こうだったらいいな」というイメージや、やりたいことをできる創作をみんなで楽しんでいます。

今回の演劇創作ワークショップには、初めてひょっこりシアターに参加するメンバーが4人います。最初は、創作に参加していなかったメンバーもほかのメンバーが創作する様子を観たり、できそうなことから少しずつ挑戦したりして、自分の中に持つアイデアやイメージを共有していくようになりました。
他のひょっこりシアターメンバーもやりたい役ややりたいこと、自分の中にあるイメージを表現することが増えてきたように思います。アイデアを言うようになったり、動きで表現するようになったり、考えや思いを主張するようになった気がしています。それは、メンバー同士が打ち解けてきたからかもしれません。ほかのメンバーが考えを表現する様子を見て、自分も!と思ったのかもしれません。メンバー同士で伝えやすい環境を自然と作っているのかもしれません。
ファシリテーターやアシスタントではなく、ひょっこりシアターメンバー自身がお互いに創作しやすい環境を作りあっていると感じます。また来週!と言える場所にしているのはメンバー自身であると気がついた、りったんでした。
では、また来週!
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江原河畔劇場へ行こう!プロジェクト
ひょっこりシアター2025『ひょっこり大冒険』
【日時】
2025年11月2日(日)14:00
受付開始:45分前
客席開場:30分前
*公演前後、ロビーにてお茶菓子の販売もあります
ご予約はこちらからhttps://teket.jp/5462/58017
下記のお申し込みは江原河畔劇場の窓口・電話・お問い合わせフォームからお問い合わせください
[未就学児のご観劇]未就学児は保護者の膝上での鑑賞が可能です。
[車椅子スペース]車椅子にお座りのままでもご観劇いただけるスペースを設けております。
[介助者1名無料]介助を必要とされる方は、介助者1名まで無料でご観劇いただけます。
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たじま児童劇団【ジュニアクラス】活動報告更新!
たじま児童劇団【ジュニアクラス】の活動報告を投稿しました。


9月27日(土)活動報告はこちらから→https://ebara-riverside.com/10/16/10282/
2025.09.27[ジュニアクラス]活動レポート
― 2025年9月27日(土)ジュニアクラス 第7回目 活動レポート ―
晴れやかな秋を感じる日差しの中、今年7回目となる活動がスタートしました。
今日の活動は、すっかり恒例となったドッチボールから元気に始まりました。児童劇団メンバーvs大人の本気の試合。子供たちの圧倒的なパワー、瞬発力そしてコントロール能力で児童劇団チームの圧勝。
さらに、ジェスチャーゲームで勝負。ドッチボールの無念を晴らすかのように容赦しない大人チームが勝利。しかし、子供ならではの想像力と瞬発力に手も足も出ない瞬間もありました。
ゲームで体が温まったところで、本日の創作を開始。今日は、全員が作・演出家になりました。3人一組になり、1人が作・演出を、2人が俳優をして創作を行うのを、ローテーションして劇の創作をしました。
これまでの活動では、みんなでアイディアを出し合って、みんなで一つの作品を作ってきました。しかし今日は一人で考えなければなりません。最初は、ぜんぜん思いつかない…と嘆いていたメンバーも、いざ創作!となると目が輝きどんどんアイディアが出てきます。さらに、俳優も誰かの指示で舞台で動くのは大変!しかし次第に、演出家の世界観に身を預け、それぞれの世界が構築され、自分もそのかけらとなる面白さに目覚めていきました。
完成した劇は合計11本!すべてをご紹介したいところですが、たくさんあるのでいくつかピックアップしてご紹介します。

『川』
ベランダから川を眺める二人。台詞のワードセンスと声のトーンによるキャラクター性がキラリ。

『卵の大爆発』
卵を電子レンジに入れたら爆発してしまった!掃除を始めるも、面倒くさくなりバンジージャンプを飛ぶしかないと決意する。しかし、50メートルの高さで49メートルの細いロープと51メートルの太いロープの選択を迫られる。これでは無理だと悟った彼はおとなしく片づけることにしたのだった。卵からのバンジージャンプの急展開に目が離せませんでした。

『最後の決戦』
ドッチボール大会決勝。両チームともに最後の一人となった。しかしいつまでたっても決着がつかない。観客も審判もみんな帰ってしまった。二人の選手は、じゃんけんで決着を決めようとする。がそれでも決まらない。帰りたくなった二人は、試合を放棄して帰ってしまうのだった。今日のはじめにやったドッチボールでの出来事から着想を得て、全く違うお話が広がっていく世界観が素敵でした。
作品によってストーリーの進み方もテンポも様々で、いつもに増してメンバーそれぞれの世界観がきらりと光る一日でした。
(スタッフ 赤間)
たじま児童劇団【ジュニアクラス】活動報告更新!
たじま児童劇団【ジュニアクラス】の活動報告を投稿しました。


10月4日(土)活動報告はこちらから→https://ebara-riverside.com/10/09/10328/
ひょっこりニュース更新!
10月4日に行われた「創作ワークショップ」第2回の様子を投稿しました。

ひょっこり活動レポート!→https://ebara-riverside.com/10/11/10343/
ぜひご覧ください!
ひょっこりシアター2025「演劇創作ワークショップ」第2回 10月4日
こんにちは、ひょっこりシアターアシスタントのりったんです!
「ひょっこりシアター2025」演劇創作ワークショップ第2回では、二つの演劇創作をしました。その様子をレポートします。
最初のゲームを始めるときに、「名前呼ぶやつやらないの?」とひょっこりメンバー自ら提案してくれたので、今日も円に座って、胸に貼った名前を前に出したらみんなで名前を呼ぶというゲームからスタートした今回のひょっこりシアター。11月2日の発表会に向けて演劇創作を進めていきます。
まず初めにしたのは、ペアになって行きたい場所ややりたいことを一つ決めてある場所を訪れると、そこではなかなかやりたいことができないというシチュエーションの即興劇です。事前に決めるのは、やりたいことだけで、台詞や段取りはしません。
例えば、”アンパンマンミュージアムに行きたい”二人が、訪れたのは”スポーツジム”でした。アンパンマンたちに会いたいのに、スポーツジムでは筋トレをさせられたり、走らされたりして、なかなかアンパンマンミュージアムにはいけません。でもなぜか、一緒にトレーニングをしていました。
このように、思いもよらない場面で起こる出来事を楽しみながら、演劇創作をしました。

後半では、5〜6人のグループでやりたい役を出し合い、一つの物語を創って発表する演劇創作をしました。いつもやっている創作なので各々やりたい役を出し合いそこから場所や起こる出来事を想像し合い物語を創っていきます。
今回は、「アンパンマンミュージアムであったキャラクターたちとスシローで相席する話」「サンタさんに眠らされてプレゼントをもらい、そのままみんなでアスレチックで遊んで仲良くなる話」「たこ焼きを食べるとタイムスリップして過去や未来に行くが、現実に戻れなくなる話」「ケーキ屋さんで泥棒が来たと思ったら、誕生日を祝いたかった人だった話」が出来上がりました。
どの物語も次の展開が予想を上回って、ワクワクしながら見ていました。ひょっこりメンバーから出てくる物語のアイデアは、見ている人だけでなく一緒にやっている人も楽しませてくれます。
ぜひ発表会も楽しみにしていてください!
以上、りったんでした!
