たじま児童劇団【小学生の部】活動報告更新!
2024年8月日に行われた
たじま児童劇団【小学生の部】の活動報告を投稿しました。
活動報告はこちらから→https://ebara-riverside.com/08/17/7337/
2024.08.3[小学生の部]活動レポート
夏休み真っ只中の午前中、本日も児童劇団小学生の部の活動がありました。
大人たちが暑さでぐったりする中、参加メンバーは元気いっぱい。
ウォーミングアップはドッヂボール大会から。
いつの間にかミニサッカー大会になっていましたが…。
次はみんな大好き『ウインクキラー』
みんなキラーの対策を考えてきたみたいで、なかなか勝負が決まりません。
なので今回はキラーじゃない人がキラーを見つけたら申告してキラーを倒せるというルールが追加されました。
なので積極的にキラーを探すメンバーがいたり、果敢に攻めて華々しく散っていくメンバーがいたりと大いに盛り上がりました。こちらは2回戦ありました。
次は『ワンアクションリレー』
7人ずつの2チームに分かれてそれぞれ好きな動きを繋げていくゲームです。
最初のアクションは決まっていて、『玄関の鍵を開けて中に入る』からスタート。
私のチームは、電気を点ける→靴を脱ぐ→居間に入ってテレビを点ける→お菓子を食べる→横になる→背筋トレーニングのように跳ねる→奥の部屋に移動してダンスする→窓を開けて『バカヤロー』と叫ぶ→『行ってきます!』と言って玄関を飛び出す→『ただいま!』と言ってすぐに帰ってくる→玄関で寝る→思い直して今で座ってくつろぐ→横になる→起き上がり体育座りをする
こんな感じの流れでした。
このゲームは他の人の動きも覚えていなければならないところが難しくて面白いところです。
それぞれチームで声を掛けながらワイワイ楽しめました。
次は4人チームが2組、3人チームが2組の4チームに分かれて演劇創作をしました。
本日のお題は『夏休み』
各チーム共、個性的な作品が出来上がりました。
1チーム目は夏休みの初日から2学期初日までを描いた作品でした。
夏休み初日は兄弟でゲーム三昧。
翌日はお母さんと一緒に海に出かけてクラゲに刺されました(涙)
3日目は昨日のことがあったので『家を出ない宣言』をして自分たちの部屋に籠城。
4日目は前から友達と約束してた虫捕りに渋々でかけますが、結局1匹も捕まえられずに帰りました。
そして、時は流れてあっという間に夏休み最後の日。お母さんに『宿題したの?』って言われて、兄弟で悪だくみをします。
なんと!宿題を農場のヤギに食べさせてしまいました。
2学期初日。学校で先生に『宿題やったんですけど、ヤギに食べられました』と正直に?言うものの大目玉。反省文を10枚書くことになりましたとさ。
2チーム目はタイトルをつけるとすれば『夏休みのお母さん』でしょうか。
主人公の小学生がお母さんにおやつをおねだりしたら、『宿題終わったらね』と言われ、渋々部屋に戻って宿題をします。1ページ終わった頃、友達とそのお母さんが一緒に訪ねて来ます。お母さん同士がおしゃべりに夢中になっている隙に友達と2人で遊びに行ってしまいます。気が付けば夕方に。宿題のことも忘れて元気よく帰って来たら、玄関でお母さんが鬼の形相で仁王立ち…。背筋がひんやりするようなお話でした。
3チーム目も不思議なお話でした。
夏休みの直前にある小学生の前に魔法使いが現れます。
魔法使いが言います。
『何でも願いを叶えてあげます』
驚いた小学生は
『夏休みの宿題を無くして欲しい』
『お母さんが優しくなってお小遣いが1万円になる』
魔法使いが言いました。
『分かりました。すべて叶えましょう』
小学生は喜びました。
その日の夜学校に忍び込んだ魔法使いは学校のコピー機を全て壊しました。
朝になって登校すると先生が言いました。
『コピー機が全部壊れてしまったので宿題はありません』
驚いて家に帰るとお母さんが1万円くれました。
小学生はつぶやきます。
『ホントに魔法使いっているんだ』
楽しい夏休みが始まりました。
4チーム目のタイトルは『夏休みあるある』
『夏休みのあるある』が、短いシーンの連続で表現されました。
『宿題が終わらない』
『ダラダラしちゃう』
『はしゃぎ過ぎてケガをする』
『自慢話を聞かされる』
『自分だけどこも行ってない』
『自由研究に悩む』
『絵日記に悩む』
『知り合いに偶然会う』
ひとつのシーンが終わるとみんなで声を揃えて『あるある!』って掛け声が入る楽しい作品でした。
さぁ、夏休みも始まったばかり!
思いっきり楽しんでくださいね。
でも宿題は計画的に。
また次回お会いしましょう。
(スタッフ 島田曜蔵)
2024年度 2回ひょっこりニュース更新!
ひょっこりニュースを更新しました!
8月3日の体験ワークショップの様子を公開しています!
ひょっこりニュース!→https://ebara-riverside.com/08/17/7326/
ぜひご覧ください!
ひょっこりシアター2024「演劇体験ワークショップ」8月3日
ひょっこりシアター「演劇体験ワークショップ」2回目は、スタッフ5名 サポーターズ2名、参加者14名でした。今回の参加者の中には、初めてワークショップに参加する方が3名おられ、演劇の輪の広がりを感じます。
さて、今日はいつものスタジオではなく、劇場でのワークショップとなりました。
初めて参加のメンバーもいたので、「はじめまして」のゲームをしようとしたら、突然、参加者の中からハイタッチが始待ったのです。隣の人にハイタッチし隣の人の名前を呼ぶ、そんなゲームが生まれました。それが、両手タッチ、指タッチなど様々な身体表現に変化していきます。誰かに決められたのではなく、自然な変化が続き、それが、ボール回しや食べ物(イメージ)回しにどんどん変化していきました。もう一度、みんなの名前を呼びながらハイタッチ回しをし、14名が一つの輪になりました。
次は前回に続き、「何やっているでしょう?」ゲーム。ジェスチャーをし、みんなであてるゲームです。今日は、なぜか、様々なスポーツシーンのジェスチャーが続き、途中から「オリンピック種目しばり」のようにもなっていきました。その後、アイドル歌手などが表現され、みんなのジェスチャーがつながっていく様子を見る事ができました。 その流れで演劇創作へ。今日は、夏休み(夏の休み)というテーマとチームメンバーが発表されました。チームに分かれた後は、それぞれで自己紹介した後、「夏といえば…」と連想したり、この夏やっていることを発表しあったりしながら、みんなのイメージを近づけていきました。内容や配役が決まり練習するチーム、制限時間いっぱいまで内容を話し合うチームとそれぞれでしたが、発表の時間がやってきました。
1番に手を挙げたのが、しょうこ、むつみ、たいき、まーぷーチーム。
盆踊りをしたかと思うと温泉に行き、海にいって遊んだかと思うとまた温泉に行き、かき氷を食べたり、お化けやしきに行ったり、夏の場面を盛り込んだ発表でした。それぞれのシーンの中に笑いがあり、また場面がよくわかる発表でした。
2番目は、 みさ、たかゆき、えり、はなちゃんチーム
このチームは、夏祭りの場面なのか、からあげを食べたり、スーパーボールすくいをしたり、おばけやしきに行ったりしたあと、花火を見るというシーンが演じられました。このチームは、各演技のクオリティーが高く、またワンシーンごとオチも作られていて、よくできていました。
3番目は、 こうき、せい、しんご、そうた、みっちゃんチーム
クーラー壊れた狭い部屋に男が4人、そこでキャンプを計画し、車にキャンプ用本を積み込んだものの、車の免許を誰も持っていない…。しかたがないからベランダでキャンプをすることにして、バーベキューを楽しんでいると、夜空に花火が見えるという発表でした。若者の夏そのものに見えたり、若手イケメン俳優4人がしゃべっているシーンに見えたりと、見ている人たちにわくわく感を与えました。続編が見たくなる発表でした。
最後の発表は、やすと、しげみ、はると、かれん、ともちんチーム。
普通の夏休みの朝、ラジオ体操の場面から始まりますが、やすとには、ほかの人が見えない誰かが見えています。観客には、その誰かも見えていますが、演者には見えていないという演出でした。しかし、場面が変わり、花火大会のシーン、夜になると、その誰か(幽霊かな?)は、みんなにも見え、花火大会を楽しむ仲間の中に加わります。一緒にから揚げを食べたり、花火を見たりして楽しみます。しかし、その帰り際、ゆうれいは、「一緒に遊ぼうよ!」と、はるとを連れて行こうとするという部分で発表は終わります。
朝には、一部の人にしかみえなくても、夜になると、全員に姿が見えるというオカルトでした。しかし、見方を変えると、おばけもラジオ体操や花火大会に加わりながら、夏休みを堪能している楽しさも感じられました。
今回は、前回と違ったメンバーが加わりながらも、短い時間でそれぞれのチームが工夫を凝らして楽しい劇を作りました。「はじめまして」の人がいても、チームでイメージを上手く共通し、そこに個々のアイデアが重なって、みんな素敵で楽しい発表でした。今日は、1階の劇場でワークショップを行ったので、それぞれのチームの発表は、いつもの自然光のスタジオとは違い、照明機材の効果もあって「ホンモノ」のようでした。
ワークショップが終わってもみんなが劇場から出ていかず、余韻に浸りながらスタッフを交えおしゃべりが続いていたことが、今日の楽しさを物語っていました。
次回は9月28日と少し期間が空きますが、次回も楽しみで仕方がありません。
演劇を全くやったことがなくても、大丈夫です。
江原河畔劇場にひょっこりやってきて一緒に楽しい時間を過ごしませんか?
サポーターズ おおたる&とも
【ひょっこりシアター2024体験ワークショップ】
ワークショップ実施日:2024年8月3日(土)
青年団『銀河鉄道の夜』舞台手話通訳付き公演 追加公演のお知らせ
ご好評につき下記のプログラムの追加公演が決定いたしましたのでお知らせいたします
豊岡演劇祭2024 ディレクターズプログラム
青年団『銀河鉄道の夜』舞台手話通訳付き公演
9/15(日)11:30♡◎
舞台手話通訳についてのレクチャーあり(参加自由)
♡リラックス・パフォーマンスの回
◎託児サービスあり(要予約)
追加公演のご予約は、8/18(日)12:00より受付を開始いたします。
詳細はプログラムページをご確認ください。
https://toyooka-theaterfestival.jp/program/9054/
田上 豊
たじま児童劇団【小学生の部】活動報告更新!
2024年7月27日に行われた
たじま児童劇団【小学生の部】の活動報告を投稿しました。
活動報告はこちらから→https://ebara-riverside.com/08/15/7260
2024.07.27[小学生の部]活動レポート
たじま児童劇団小学生の部、第2回目の活動がありました。今日から、はじめましてのメンバーも加わりました〜!
活動時間前、スタジオの真ん中に登場した大きなはしご。登っていくと、江原河畔劇場の屋根の上にある窓(屋根裏部屋?)につながっています。見える景色は格別。ところが、登るよりも、降りるほうが怖い〜!!!おっかなびっくり降りてきて、小学生の部の活動が始まりました。
今回は、「チーム対抗かくれんぼ」と「江原河畔劇場の七不思議創作劇」の二本立てでした。
まずは「チーム対抗かくれんぼ」。このかくれんぼは、江原河畔劇場を丸ごと全部使えます。まず、みんなでどこに何があるのかや、トイレはだめなどルールを共有してから、隠れます。嗜好凝らした隠れ場所で、鬼は何度も何度も行ったり来たり。ちっとも見つからず、鬼チームだった私はヘトヘトでした。
次に3チームに分かれて「江原河畔劇場の七不思議」の劇を創作しました。かくれんぼをして、河畔劇場の隙間と仲良くなったみんなは、普段はステージにならないような面白い場所をステージに変身させていました。
『5人の幽霊とオヤジギャグ』
かくれんぼで大人気だった、暗くて狭い場所。それは、劇場に設置される客席の下です。客席の隙間から手を出すと、まるで森の地面からにゅっと手が出てきたように見えるんです。そんなわけで発表を見てくれるお客さんには、ステージ側から客席を観てもらうことにしました。幽霊たちがいる森に人間がやって来るエピソードに決まると、ここで面白い意見が!「やってきた人が幽霊になる理由をオヤジギャグにしよう!」
それから、発表まで細かいところを詰めていきました。「(色々な場所から手が出てくるのではなく)人間が通った場所から手を出そう。」「お客さんの近くから(手を)出したほうが怖いのでは?」「明かりは暗いほうが良い!」「最後は人間を連れ去ろう。」「みんなで連れて行ったら良いのでは?」どんどんアイデアが出て、どんどん作品が面白くなっていきました。
本番ではもちろん、オヤジギャグは狙い通りに観てくれた別のチームの笑いを誘いました。
【スタッフ 丸山るか】
『メイクアップアーティストの呪い』
「メイクアップアーティストの怖い話がいい!!」直ぐにアイディアが出ます。このやりたい事へのアクセスがはやいのが児童劇団の子どもたち。さすがです、、、まだ、2回目なんですけどね笑。
メイクアップアーティストが居る場所といえば!そう!楽屋の鏡前ですね。女優ライトがピカ〜と点く、そんな舞台を想像しながら皆んなで楽屋へ向かいます。
が、しかし、そこには既に別のチームが!!
お互いどうしてもその場所を舞台にしたい、、、そして壮絶な?!楽屋争奪ジャンケンが行われたのですが、はい!!うちのチームは見事に敗れてしまいます。
それならば!と隣の楽屋1にある大きな姿見の前でお話を展開していくことに。
この発想の切り替えも、はやい!はやい!
結果、子どもたちのイメージがどんどん膨らんでいき、大きな鏡を挟んで左右に設置された扉をデハケ口に上手く使い、『メイクアップアーティストの呪い』は誕生しました。
わがままな女優とそのマネージャーに理不尽にいじめられ、メイクアップアーティストは自ら命を絶ってしまいます。10年後、華々しくキャリアを得た女優のもとに、1人のメイクアップアーティストが現れます。それは、10名年前に自分がいじめていた、メイクアップアーティストの霊だったのです!!
照明と音響の使い方も完璧です。場面が変わるたびに電気をカチカチと点滅させ、観客の恐怖を煽ります。観客は、鏡越しに女優やメイクアップアーティストの表情を観るという演出も、なかなか不気味でした。
「私の気持ちをわかって、って出て来てんだね」と別のチームの子が、浮かばれない幽霊の心を読み取っていたのも、とても印象的でした。観る力もしっかりある児童劇団の子どもたち、あっぱれ!!
【スタッフ 髙橋智子】
『物音の正体は……!?』
こちらのチームは、場所を決めてから物語をつくろうということになり、開始早々から劇場内を探検しました。他の班との場所争奪戦(じゃんけん)に見事勝利し、場所は楽屋2に決定!
楽屋2には、衣裳を保管するラックがあり、そのまわりを囲むようにしてカーテンが備え付けられています。それが、保健室にあるベッドとカーテンに見えたため、物語の場所は「保健室」になりました。
また、テーマが「江原河畔劇場の七不思議」ということで、「誰も居ないベッドから物音がする」という設定を考えました。
その後、登場人物と物語の流れを考え、「ダラダラしていてお金がない保健の先生」や「学校にお菓子を持ち込んでいる生徒」など、キャラクター設定も充実していきました。さらに、最初に出た「しょうもない話をつくりたい」というアイデアをもとに、物語の終わり方を決めました。
最終的には、このような作品が完成しました。
数日前から、ベッドから物音が聞こえることに悩んでいる保健室の先生。その話を聞いた保健委員会の生徒たちと、一緒にベッドをのぞきます。しかし、誰も居ません。しばらくするとベッドからすさまじい物音が!もう一度みんなでベッドをのぞいてみます。ベッドのカーテンを全開にすると、そこにはなんと校長先生の姿が!!
先生と生徒たちは、びっくり仰天。なんで保健室のベッドにいるのかと尋ねると、「教頭先生がOKしたから」という答えが。さらに、校長先生は生徒が持ち込んだお菓子を勝手に食べており、「ベッドとお菓子の補充、よろしく〜」と言い残し去ってしまいました。
前半の不気味な雰囲気とは打って変わって、しょうもないオチのついた面白い作品に仕上げることができました。
作品づくりを通して、アイデアをどんどん出し、どんどん動き、面白い作品をつくろうと精力的に取り組む様子が印象的でした。また、グループで作品をつくってみた感想では、「もっとお客さんに(シーンの状況が)わかるようにつくりたかった」など、面白い作品づくりに貪欲な様子もうかがえました。
次はどのような作品をつくり発表してくれるのでしょうか。今後の活動も楽しみになった1日でした!!
【スタッフ 石川はな】
江原河畔劇場 新芸術監督の就任について
江原河畔劇場は2025年に開館5周年を迎えます。
この節目となる2025年度より、芸術監督が平田オリザから田上豊さんに代わります。
2020年に、市民の皆様、全国の皆様からのご支援のもと開館した江原河畔劇場は、現在、但馬全域の小中高生が参加する「たじま児童劇団」や、障害のある方との演劇ワークショッププログラム「ひょっこりシアター」など、地域に根ざした市民参加型プロジェクトや、子ども向け公演、国内外で活躍するカンパニーの公演を行い、たくさんのにぎわいを感じられるようになりました。
2025年度からは、新芸術監督の田上さんと共に、よりクリエイティブな環境を創出し、地域の文化拠点としての機能をさらに高め、交流の場を広げてまいります。
今後とも、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
江原河畔劇場
新芸術監督 田上豊からのごあいさつ
新芸術監督 田上豊からのごあいさつ
来年度より江原河畔劇場の芸術監督に就任することになりました。
3年前に東京から但馬に移り住み、江原河畔劇場の創作事業や交流事業に携わってきました。
新しい劇場なので、事業の積み重ねがそのまま劇場の歴史となっていく感じがあり、その様子が非常にダイナミックです。そんな魅惑の時期に芸術監督として劇場と関わることになりますので、常にユーモアを忘れず、褌を締めてかかる所存です。
江原河畔劇場の強みであるホスピタリティのある劇場運営を生かして、人と人、人と劇場とが繋がれる取り組みを多角的に創出し、加えて、若手の人材育成や地域間交流などにもより一層力を入れて参ります。また、江原河畔劇場から多様な上演作品を世界に発信できるよう、創造拠点としての機能も充実させていきたいです。
僕は、2階のスタジオから永遠偉大な円山川を眺めながらぼんやりしたり、深呼吸をするのが大好きです。そんなリバーサイドなシアターで今日に至るまで劇場を支えてきたメンバーと共に、円山川のような大らかな劇場を創造したいと思います。
田上 豊
【プロフィール】
田上 豊 たのうえ ゆたか
1983年生まれ熊本県出身。劇作家、演出家。田上パル主宰。
桜美林大学文学部総合文化学科卒業。
専門は現代劇。移りゆく時代の中で揺らぐ人間やその集団を描き出すのを得意とする。
劇団外でも、公共劇場プロデュース公演やダンスカンパニーとの合作、国際共同事業など様々な活動を展開。
近年は全国各地の小学生から高校生までを対象にした作品創作を精力的に行い、地域性を生かした演出法に定評がある。創作型、体験型、育成講座まで幅広くワークショップも行う。
2019年より富士見市民文化会館キラリふじみの芸術監督を1期3年務める。奈良市アートプロジェクト舞台芸術プログラムディレクター。芸術文化観光専門職大学助教。
たじま児童劇団【小学生の部】活動報告更新!
2024年7月13日に行われた
たじま児童劇団【小学生の部】の活動報告を投稿しました。
活動報告はこちらから→https://ebara-riverside.com/07/30/7193/
2024.07.13[小学生の部]活動レポート
今年度で4期目のたじま児童劇団小学生の部。初回ということもあり最初のアイスブレイクでは、名前を呼び合う”名前呼び”と、そこから少しルールを増やした”名前鬼”を行いました。
2つともメンバーの名前を呼び合うことで進めるゲームのため、私は「まぁ少しずつメンバー同士の親睦が深められたらいいな‥」と考えていました。実は今期の小学生の部は、昨年度から引き続きで参加しているメンバーより今年度から初参加のメンバーの方が多いのです‥
しかし!!そんな心配は不要でした。
早速お互いの名前を呼び合い、ゲームを全力で楽しんでくれました。また、わからないことや気になることなどを、ファシリテーターのむらいちゃんやアシスタントにも臆せず聞いて、一つ一つのゲームを楽しむ姿勢は心強かったです。
次に行ったのは”ウィンクキラー”。ウィンクで人を倒す「キラー」を推測し、誰がキラーなのかを当てるゲームです。この頃になると、まだ名前を呼び慣れないメンバーでも「〇〇が倒れたよ!!」や「〇〇が絶対怪しいよ!」など、自然と名前を呼び合っていました。さすが、打ち解けるのが早いなぁ。
そして、たじま児童劇団小学生の部 恒例、劇の創作!!自分たちでお題を決め、短い時間で創作をし発表しました。
各チームのお題は‥「夏祭り」「コンビニ」「学校の劇」「時計」
と、アイデアのオンパレード‥!人間ではないものが登場したり、どういう風に創作すると面白くなるかなどを工夫していて、初回とは思えないクオリティーの高さ!!見ていて、とっても楽しくなりました♪
次はどんな作品が見れるんだろう!今年度のたじま児童劇団小学生の部も、絶好調です〜
【スタッフ 永田】