The end of company ジエン社
2007年12月、早稲田大学を拠点に活動していた山本健介(作者本介)により活動開始。劇団名の由来は、山本の主宰していた前身ユニットである「自作自演団ハッキネン」の「自作自演」と、「最後の集団」という意味の「ジエンド」から。
脱力と虚無、あるいは諦念といったテーマが作品の根底にあり、すでに敷かれている口語演劇の轍を「仕方なく踏む」というスタイルで初期作品を創作していたが、次第に、「同時多発の会話」や「寡黙による雄弁」といった、テキストを空間に配置・飽和・させる手法に遷移した。
作品の特徴としては、特異な対話やコミュニケーションを舞台上で展開するというものがある。