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青年団

常磐線舞台芸術祭2023
参加作品 公開通し稽古

『銀河鉄道の夜』
原作
宮沢賢治
作・演出
平田オリザ


『阿房列車』
『思い出せない夢のいくつか』
作・演出
平田オリザ

2023727[木]

常磐線舞台芸術祭2023 参加作品 公開通し稽古のご案内

2023年7月31日(月)~8月13日(日)の14日間に、福島県を中心とした常磐線沿線の各所で上演、ワークショップ、地域を知るツアーなどの多彩なプログラムを実施する「常磐線舞台芸術祭 2023」が開催されます。青年団は、『銀河鉄道の夜』『阿房列車』『思い出せない夢のいくつか』の3演目を上演いたします。こちらの3演目の公開通し稽古を、7月27日(木)に江原河畔劇場にて行います。公開通し稽古のご予約は不要ですので、お気軽にお越しください。

10:00~11:00 『阿房列車』 @スタジオ

作・演出:平田オリザ 
出演:中藤 奨 たむらみずほ 田崎小春
平田オリザ初期の傑作短編戯曲、福島で復活

1991年、平田オリザが他劇団に書き下ろした最初の作品。内田百閒の名作『阿房列車』をベースに、中年の夫妻のあてどない旅の風景を描く初期平田オリザの傑作短編戯曲。目的もなく旅に出た二人は、列車の中で不 思議な若い女と出会う。何か事件が起こるわけでもない日常の延長のような列車の旅のなか、諸相の向こうから様々な風景が浮かび上がってくる。


16:00〜17:00 『思い出せない夢のいくつか』@スタジオ

作・演出:平田オリザ 
出演:兵藤公美 大竹 直 南風盛もえ
星の数ほど生まれる思いは、衝突、爆発、死を繰り返す。これは大人のための『銀河鉄道の夜』

1994年に青年団プロデュース公演として渋谷のシードホール、横浜の相鉄本多劇場、伊丹の AI・HALL の3都市ツアーを敢行した作品。当時、第七病棟の緑魔子を客演に迎え、「唐十郎さんや石橋蓮司さんが少女のイメージで捉える緑魔子さんとは違う現在の彼女」を登場させて話題となった。宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』や『青森挽歌』、内田百閒の『阿房列車』、寺山修司の『コメット・イケヤ』などを題材にとり、3人の男女の複雑に絡み合う想いを、行く先が定かでない曲がりくねった線路の上を走る列車に乗せて描く。


17:30〜18:30 『銀河鉄道の夜』@劇場

原作:宮沢賢治 作・演出:平田オリザ 
出演:井上みなみ 永田莉子 福田倫子 知念史麻 髙橋智子
宇宙の果ての輝く星々と美しい友情で紡ぐ、いのちのファンタジー

「銀河ステーションー」 星祭りの夜、1人寂しく夜空を見上げるジョバンニの耳に突如響く車掌の声。 親友カンパネルラと共に“本当の幸せ”を求めて様々な星座を旅し、2人の行き着く先は――。 
本作は、宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』を、フランスの子どもたちに届けるために平田オリザが戯曲化した、子ども向けの演劇作品である。平田は、この舞台化に当たって、「友人の死を受け入れることで成長していく少年の物語」というシンプルな構成を取り、『銀河鉄道の夜』を力強く再生し、大好評を博した。日本語版は、2011年春のリーディング公演、2012年春の初演後、東日本大震災の被災3県を含む、全国各地で上演を重ね、多くの子どもたちが劇場を訪れている。

料金

無料(予約不要)

お問い合わせ

青年団
03-3469-9107(12:00 - 20:00)

江原河畔劇場
0796-42-1155(10:00 - 16:00)*公演期間中以外は日曜休館

スタッフ

  • 『銀河鉄道の夜』

  • 美術杉山 至
  • 舞台監督中西隆雄
  • 舞台監督補原田香純
  • 照明井坂 浩
  • 音響秋田雄治
  • 映像ワタナベカズキ
  • 映像操作島田曜蔵
  • 衣裳正金 彩
  • 衣裳製作中原明子
  • 制作太田久美子

  • 『阿房列車』『思い出せない夢のいくつか』

  • 美術杉山 至
  • 舞台監督中西隆雄
  • 舞台監督補原田香純
  • 照明西本 彩
  • 『阿房列車』衣裳中原明子
  • 『思い出せない夢のいくつか』衣裳正金 彩
  • 制作太田久美子
企画制作
青年団/(有)アゴラ企画・江原河畔劇場