ー2025年7月19日(土)ジュニアクラス 第3回目 活動レポートー
夏休み初日はたじま児童劇団ジュニアクラスの第3回目の活動日でした。
まずはウォーミングアップとして、手つなぎ鬼ごっこをしました。
初めてやったゲームだったので、みんなちょっと探り探りでしたね。
次は名前おに。鬼に捕まりそうになったら他の人の名前を呼んで、鬼をチェンジする鬼ごっこです。
このゲームは上手くいくと永遠に続く、なかなか過酷なゲームなのです。
おかげでみんな汗だくになりました。
最後は恒例のドッジボール。
みんないい感じに身体がほぐれました。
後半はチームに分かれてお芝居を作りました。
今回はみんなやりたい役を決めて、それからお話を作りました。
『不思議なものたちとお味噌汁』
【登場人物】
ボール遊びの少年
天使
悪魔
わかめ
宇宙から来たパンダ
★浜辺で少年がボール遊びをしていたら、ボールが海に落ちてしまいました。
流れて行くボール。海を漂ううちにボールにワカメが絡まってしまいました。
そこに海で遊んでいた天使と悪魔が登場。
心優しい天使と心優しい悪魔は環境に配慮して、ボールを拾ってゴミ箱へ。
ボールにくっついていたワカメは悪魔の魔法の包丁でカットされます。
ゴミ箱にボールを捨てようとした矢先、少年がやって来てボールの取り合いに。
そこへ大きな声を聞きつけた宇宙から来たパンダがやってきます。
いきなりのパンダの登場に天使も悪魔も少年もびっくり!
『ホンモノのパンダですよ。ほら背中にチャックも無いし。』パンダに促されみんなで背中を確認していると『おーい、おーい』とワカメの声が。
ワカメに誘われ、みんなで海で遊ぶはずが、なぜかワカメを取って食べちゃうことに。
『ダメ、ダメ、ダメ〜!』
ワカメの悲しい声が響きわたった後には、美味しいお味噌汁が出来上がりました。
『悲惨な木こり』
【登場人物】
木こり
死神
死神のお母さん
山姥
小学生(死神と山姥の勤める会社の上司)
★山で木を切る木こり。
仕事の途中に小学生がやって来て給食のパンをご馳走してくれました。
疲れていた木こりはパワーアップ。
おかげで仕事を無事に終えて家に帰りました。
その頃、待ち合わせをしていた死神と山姥。
そこに二人のボスが登場。
なんとそれはさっきの小学生!
平凡な小学生は実は秘密組織のボスだったのです。
『今日のターゲットは木こりよ。』
ターゲットを伝えられた二人は木こりの家へ。
ぐっすり眠っている木こりを見下ろす二人。
『美味しそう』と歓喜する山姥。
『では殺します。』と死神が言った瞬間、死神のお母さんが登場。
『あんた、何やってんの!』
『いや、仕事だから』
と、まさかの死神母の乱入で混乱の木こりの家。
その隙に山姥が『いただきま〜す!』
哀れ、木こりの運命やいかに…。
『ナマケモノは怠け者』
【登場人物】
ナマケモノ
ナマケモノの研究者
クライミングのオリンピック選手
ネイリスト
★ある森の中に住むナマケモノ。
その近くにはナマケモノの研究者が潜んで、日々観察をしています。
その森にネイリストが現れ、ナマケモノの立派な爪にネイルをしたいとお願いします。
そこにクライミングのオリンピック選手が登場。
ナマケモノのクライミング技術を伝授してもらうために弟子入りを志願。
その騒ぎのなか、ついにナマケモノが動き出した。
華麗なテクニックと素敵な爪を見せつけ、壁を登っていきます。
頂上にたどり着いたナマケモノがどっしりと腰を下ろします。
『ネイルを』『クライミングを』『研究を』みんなのお願いを聞いたナマケモノが一言。
『無理ぃ〜!』
やっぱりナマケモノは怠け者でした。
とっても面白い作品が3つもできました。
さて、次の活動は8月です。
夏休み満喫してくださいね。
宿題ちゃんとやるんだよぉ〜。
アシスタント:島田曜蔵