たじま児童劇団

2024.7.28 〔中高生の部〕活動レポート

ー2024年7月28日(日)中高生の部 第2回目 活動レポートー

7月28日(日)、今年度2回目の中高生の部でした。

先日、東京に行ってきたメンバーからお土産をもらい、和やかな雰囲気で始まったこの日の活動。

かんたんなストレッチと発声をした後、平田オリザさん主導のもと、台本を使った稽古をしました。

使用した台本は、先週に引き続き『カガクするココロ』。大学の研究室が舞台のお話です。

6人1チームになり、チーム内でどの役をするかを決めた後、1チーム目の稽古に移りました。

登場しながらセリフを言ったり、複数の役が同じタイミングで別々のセリフを言ったり……。自分の役がいつセリフを言って、いつ動けばいいのか。タイミングを計りながら、稽古は進みます。

時折、オリザさんから演出が入ります。

「〇〇さん(役の名前)はいつもニコニコしているから、もっと嬉しそうにセリフを言ってみて」や「△△さんは、〇〇さんのことが好きだから、どう返事したらいいかを迷う感じでこのセリフを言ってみよう」といった、芝居心が問われるものも多くありました。

その様子は、プロの稽古さながら。

1チーム目の稽古が終わったら、それぞれのチームで練習を始めました。先ほどの稽古をもとに、役の動きやセリフのタイミングを掴みます。

自主練習と休憩を挟んだあとは、残りのチームの稽古に移りました。ときどき演出も入りますが、自分の中に落とし込んで、ものにしていくメンバーたち。

どのチームも最後まで稽古を進めることができました。

『カガクするココロ』の登場人物は、中高生の部のメンバーより何歳か年上です。(メンバーによっては、役と10歳以上離れていることも……!)自分の演じる役について、想像しづらい部分もあったかと思います。

しかし、役の性格や関係性をもとに、セリフの言い方を想像し、果敢に稽古に取り組んでいました。

稽古後、オリザさんから、台本を読むにあたってのポイントを教わり、この日の活動は終了しました。

すでに芝居心が満載のメンバーたち。さらなる成長が楽しみです!

(スタッフ:石川はな)