たじま児童劇団

2022.9.4[中高生の部]活動レポート

たじま児童劇団は、江原河畔劇場を拠点に、子ども達と演劇ワークショップをしています。現在は小学生の部(小学4年生〜6年生)と中高生の部、2チームで活動しています。

今日は、中高生の部の活動レポートです!

2022.9.4[中高生の部]活動レポート

今日で3回目の活動となるたじま児童劇団 中高生の部。今回の講師は田上豊が務めます!!

まずは、身体を起こすところから!立ったまま、腕をあげて思いっきり伸びて、その後力を抜くというワークを行いました。ぐ〜っと天井を見て伸びる際に「今欲しいものを思い浮かべて、それを取るように」と伝えたところ、手の位置がみんな最初よりもっと高い位置になっていました😁みんな何を思い浮かべたんだろう・・身体中の関節もまわして。自分の体を痛気持ち良い力でパラパラと叩いて起こしました。普段触りにくい背中などは、劇団員同士でパタパタし合っていました。

体が起きたところで円になり、「あなた」と相手を呼び、呼ばれた人は次の人を呼んで全員で協力して一周するゲームをしました。さらに「色」と「有名人」とさらに情報量を増やして、相手を呼び、次の人を呼んでいきます。みんな頭の中がこんがらがり、気がついたら、一つの呼び方だけが回されている状況になっていました。3つの呼び方が交差するなんとも難しいゲームを、苦戦しながらも根気強くみんなで臨んでいました。

次に、聖徳太子ゲーム。真ん中に聖徳太子役の人を設置し、その人の周りに4人配置します。目の前で動きを真似したり、左では算数の問題を出したり、また右では人生相談を、後ろでは昔話をしたりと。同時に4つのことに対応することは、どれかは出来ててもどれかは出来ないなど人それぞれ。講師の田上さんから、「相手からの情報を受信することを鍛えるゲームだから、自分の受信の癖がわかったり、やることがいっぱいいっぱいの時にどう自分は反応してるかなど、各々の癖に気づくことができるよ」と話があり、みんな笑いながらも「なるほど」と自分の新しい一面を発見していました。

そして本日、本題の劇作!!2人1組になり渡された台本を元に、劇を作り計8チームが発表します。同じ台本でも中身は8チーム全く違うものでした。

恋愛系、ゴシップ系、ロボットの出るSFもの、復讐系サスペンス、等身大の日常など・・。

椅子の位置も、座る位置もみんな違って、またどこを見せたいポイントなのかを押さえて、表現していました。どれも想像力を掻き立てるものばかりで、ワクワクしながらみました。その後紙を渡され、もう一度発表をし、各チームの講評をそれぞれ記入します。2回目をみることで作り手のポイントや、1回目に気が付かなかったところを新たに発見した人もいました。自分が狙い通りだったり、意外なお客さんの視点を感じたりと、各チームで気づきがあったようです。

新しいことに、どんどん挑戦していく、みんなの今後の活躍が楽しみです☺️

【スタッフ永田】

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