たじま児童劇団

2026.8.30[シニアクラス]活動レポート

夏休みも終わりが近づく8月30日。残された宿題に頭を悩ませる声もちらほら聞こえるなか、たじま児童劇団シニアクラスの活動が行われました。
こんにちは!アシスタントのふじこです。
いつもの活動場所であるスタジオでは、豊岡演劇祭の公式プログラム「アンドロイド版『変身』」の自主稽古が行われているため、本日は特別に劇場での活動でした。

まずはラジオ体操と発声練習から。前回アシスタントの山田さんから教わった発声メニューをさらにブラッシュアップ!劇場の端から端までしっかりと声を届ける意識を高めていきます。

活動の途中、オリザさんの提案で、スタジオで行われている自主稽古をみんなで見学することに!「やったー!」「私公演の予約した!」と、大歓喜です。
実際にアンドロイド「En」にリアルな動作や表情が吹き込まれていく様子に、みんな興味津々。プログラミング通りに滑らかに動き出した瞬間には、思わず「動いたー!」と感嘆の声が上がりました。オリザさんからEnの仕組みや滑らかな動きの秘密についても解説があり、プロの舞台制作の裏側に触れる貴重な体験となりました。

劇場に戻った後は、前回に引き続きプロットづくりに挑戦。日常にあふれる「葛藤」の瞬間に思いを馳せ、「どんな登場人物がいたら、主人公が一番困るシチュエーションを作れるだろう?」と意見を出し合いました。

自分たちのアイデアをシンプルに整理し、ダラダラ話さずに結論を導き出すファシリテーション能力に磨きをかけています。回を重ねるごとにレベルアップするチームワークから目が離せません!

1チーム目の「葛藤」
「この電車を逃したら次がない!」というローカル線ならではの焦りと、そこに現れた「迷子の子ども」という想定外のアクシデント。地域あるあるを活かした緊張感とユーモアのバランスが絶妙で、切れ味鋭いツッコミに思わず吹き出してしまいました。

2チーム目の「葛藤」
「登山初心者の3人組が、他のパーティからモバイルバッテリーを貸してほしいと頼まれる。でも唯一の充電器は自分たちが使用中で……」というピンチ。登場人物たちのコミカルな仕草や個性が光り、自分たちのピンチも相手の頼みも絶妙に切り抜けていく展開の発想力が素晴らしかったです。

上演後のオリザさんからのフィードバックでは、登場するタイミングや「葛藤」を生み出すための間の作り方、アイデアの面白さをさらに引き立てる構成のバランスについてのアドバイスがありました。限られた時間の中で、瞬時に判断を重ねながら物語を構築していくメンバーたちの姿に、オリザさんも誇らしげな表情です。

9月は活動がお休みですが、豊岡演劇祭でたくさんの作品に触れて、さらに豊かなアイデアとともに再集結してくれるはずです。10月からは、いよいよ本番に向けた台本が登場し、キャスティングに進んでいくようです!これからの展開も楽しみですね!

(スタッフ 藤田耀叶)