ひょっこりニュース

「ひょっこりシアターはどうやってできた?」

こんにちは、今回のひょっこりニュースでは、「ひょっこりシアター」がどのようにしてできたかを紹介していきます!

 江原河畔劇場では2020年に開館してから、演劇の制作や上演、また小学4年生から高校3年生までを対象とした「たじま児童劇団」をはじめ、多くの学校で演劇ワークショップをおこなってきました。


 こうした活動の中で、兵庫県立出石特別支援学校より、「卒業演劇公演を江原河畔劇場で行いたい!」というお話を受け、高等部3年生に10回の演劇ワークショップを実施しました。その中で生徒のみなさんとセリフを考え、何度か稽古を重ね、そして、2023年2月にとても素敵な卒業公演を上演することができました。

 大きな声も、小さな声も、動きが速い人も、ゆっくりな人も、ぴょんぴょん飛び跳ねる事も、全部ひっくるめて私たちにしか作れない私たちの「演劇」を作ることができました。もちろん苦手な事にチャレンジした人や、勇気をいっぱい出してセリフを言った人、みんながそれぞれにがんばりました。

 終演後の彼ら、彼女らの誇らしげな顔を見て、「これからも演劇をやれる場所を作ってほしい」という声がたくさん寄せられました。どんなことが劇場でできるだろう?と考えた結果、15歳以上の障害がある方と共に演劇創作を行う企画『ひょっこりシアター』をはじめることになりました!

 

 これまでの「たじま児童劇団」での経験や、劇団にいるプロのスタッフや俳優のちから、また特別支援学校の先生や福祉関係者による、地域のさまざまなサポートとともに、「ひょっこりシアター」ははじまります。

 参加する障害を少しでもなくし、様々な人が演劇を体験できる場所をつくっていこうと思っています。いっしょにやってみようかな?と思っていただける方からのご応募お待ちしています♪

詳細・応募はこちらから!