たじま児童劇団

2024.09.28[小学生の部]活動レポート

今日も、たじま児童劇団小学生の部に参加する子どもたちが元気に集まりました。 

初めに行ったのは、みんなが大好きなレクリエーションの「ウインクキラー」と「007」。
誰がキラーなのかを探る様子や、全体でなにが起きているのか知ろうと集中する様子はなんとも微笑ましかったです。みんな楽しく笑い合い、笑顔でいっぱいのひとときになりました。

そして、いよいよ劇のタイム。 今回の創作のテーマは「目が覚めたら〇〇になっていた」。 これは、中高生の部で発表された作品『転校生』に着想を得たもので、子どもたちは自分たちなりに面白いアイデアをふくらませて、2つのチームに分かれて創作を始めました。

1チーム目は『おもちゃの気持ち』という劇を披露。 お話は子どもたちがおもちゃで遊んでいるところから始まります。眠りについた子どもたちは、次の日目が覚めたらおもちゃになってしまいます。すると宇宙人がやってきてそのおもちゃたちを乱暴に扱います。でも最終的には無事に人間に戻り、「おもちゃをもっと大切にしよう」と心に決めます。おもちゃになった子どもたちの演技は、姿を見せずに声をアテレコしていました。とても愛らしく、最後に宇宙人に対抗する姿に観客も笑いました。

2チーム目は『修学旅行の不思議なお話』という劇。修学旅行に出た5人の子どもたちは、夜寝る前に「朝起きたらゴキブリになっていた」という怖い話をしました。目が覚めると2人は犬、1人は猫になっていました。助けを求めて探しに行った先生は小人になっていました。変身しなかった子どもは、おじいちゃんのひみつ道具を使って仲間たちを助けることに成功し、元の姿に戻ることができました。無事に元に戻ったかと思いきや、次の朝、残りの2人が今度はゴキブリにというオチに、会場は大笑い。奇想天外なストーリー展開に、子どもたちの豊かな発想力が光る劇でした。

子どもたちの自由な発想と楽しそうな姿に、思わずこちらも元気をもらった一日でした。次回の活動も、どんな物語が生まれるのか楽しみです。

(スタッフ 竹内ミズキ)