― 2025年9月27日(土)ジュニアクラス 第7回目 活動レポート ―
晴れやかな秋を感じる日差しの中、今年7回目となる活動がスタートしました。
今日の活動は、すっかり恒例となったドッチボールから元気に始まりました。児童劇団メンバーvs大人の本気の試合。子供たちの圧倒的なパワー、瞬発力そしてコントロール能力で児童劇団チームの圧勝。
さらに、ジェスチャーゲームで勝負。ドッチボールの無念を晴らすかのように容赦しない大人チームが勝利。しかし、子供ならではの想像力と瞬発力に手も足も出ない瞬間もありました。
ゲームで体が温まったところで、本日の創作を開始。今日は、全員が作・演出家になりました。3人一組になり、1人が作・演出を、2人が俳優をして創作を行うのを、ローテーションして劇の創作をしました。
これまでの活動では、みんなでアイディアを出し合って、みんなで一つの作品を作ってきました。しかし今日は一人で考えなければなりません。最初は、ぜんぜん思いつかない…と嘆いていたメンバーも、いざ創作!となると目が輝きどんどんアイディアが出てきます。さらに、俳優も誰かの指示で舞台で動くのは大変!しかし次第に、演出家の世界観に身を預け、それぞれの世界が構築され、自分もそのかけらとなる面白さに目覚めていきました。
完成した劇は合計11本!すべてをご紹介したいところですが、たくさんあるのでいくつかピックアップしてご紹介します。

『川』
ベランダから川を眺める二人。台詞のワードセンスと声のトーンによるキャラクター性がキラリ。

『卵の大爆発』
卵を電子レンジに入れたら爆発してしまった!掃除を始めるも、面倒くさくなりバンジージャンプを飛ぶしかないと決意する。しかし、50メートルの高さで49メートルの細いロープと51メートルの太いロープの選択を迫られる。これでは無理だと悟った彼はおとなしく片づけることにしたのだった。卵からのバンジージャンプの急展開に目が離せませんでした。

『最後の決戦』
ドッチボール大会決勝。両チームともに最後の一人となった。しかしいつまでたっても決着がつかない。観客も審判もみんな帰ってしまった。二人の選手は、じゃんけんで決着を決めようとする。がそれでも決まらない。帰りたくなった二人は、試合を放棄して帰ってしまうのだった。今日のはじめにやったドッチボールでの出来事から着想を得て、全く違うお話が広がっていく世界観が素敵でした。
作品によってストーリーの進み方もテンポも様々で、いつもに増してメンバーそれぞれの世界観がきらりと光る一日でした。
(スタッフ 赤間)