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2026.10.24[ジュニアクラス]活動レポート

ー2026年10月24日(土)ジュニアクラス 第8回目 活動レポートー

運動会明けのこの日、長袖と半袖が入り混じり、季節の移り変わりを感じながらのスタートとなりました。こんにちは。アシスタントのなーやんです。

まずは人狼ゲームでウォーミングアップ! しかし、結果はなんと両チームとも人狼の勝利。見事な騙しっぷりに、最後まで歯が立ちませんでした。

さて、本日の創作テーマは「社会問題」。
日頃困っていることや、社会に対して物申したいことなど、それぞれが感じている問題を題材に、おはなしを作りました。身近な問題から最近話題の社会問題まで、今回も個性豊かな作品が生まれました。

1作品目は、ハラスメントをテーマにしたオムニバス作品。

ハラスメントの被害者と加害者役が交代しながら、電車や職場、コンビニでのハラスメントを取り扱った4章立ての作品でした。誰もが被害者にも加害者にもなりうるという、人間の二面性や、その境界線の危うさを想像させられました。

何気ない言動が誰かを傷つけてしまうこともある。自分はどちらの立場にもなりうるという視点から、人間関係の難しさを感じさせる作品でした。

2作品目は、「物価高」。

物価の上昇に耐えかねた人々が、市長に直訴! しかし、訴えたところで何も変わらず、市長につかみかかる場面で幕を閉じました。

豊岡の物価が神戸の10倍ほどになっていたり、給料の安さに嘆く店員が退職をほのめかしたり。市長からは輸入エネルギーの価格高騰にも言及があり、さまざまな値上がりが連鎖し、消費者へと降りかかっていく様子が描かれました。

誇張やユーモアを交えながらも、今の社会を鋭く切り取った作品でした。

3作品目は、「お客様は神様です」。

ラーメン屋で起こるトラブルを題材に、飲食店でのやりとりをリアルに舞台上へ。カスタマーハラスメントの現場と、そこへ容赦なく向けられるバズ狙いのティックトッカーのカメラが…騒然とした現場の空気を表現していました。

お客様と店員、それぞれの立場や言い分がぶつかり合う、遠いようで、身近にも潜んでいるような気もする、考えさせられる作品でした。

4作品目の舞台は学校。

職員室に集まった先生たちが、口々にクラスの惨状を語ります。「笑ってないとやってられない」など、絶妙にリアルなセリフが多々飛び出し背筋が寒くなるのを感じました。学級崩壊の現実を鋭い口調で嘆く会話劇かと思いきや……。物語は一転、学校を破壊し、校長を倒そうとするサスペンスフルな展開へ! 予想を裏切る結末に、度肝を抜かれました。

先生たちの切実な声から始まり、思いもよらない方向へと突き進む、インパクト抜群の作品でした。

今回の作品は、どれも社会問題への切り口が鋭く、単に問題を取り上げるだけでなく、ユーモアや風刺、サスペンスなど、それぞれの表現方法で物語へと昇華されていたのが印象的でした。

また、おはなしの結末では、困っている人が自らアクションを起こす作品が多く見られました。問題解決のために誰かが一歩を踏み出す必要性は、きっと誰もがわかってはいるけど、難しい。わかっているからこその難しさと切実さを感じました。

いつもとは少し違った、それぞれの視点や考えが光った今回。社会のさまざまな問題を、自分たちなりの表現で掘り下げる、刺激的な活動となりました。

(スタッフ)赤間菜穂