11月4日(月)、清々しい秋晴れの中、7回目の活動が行われました🌤️
本日はなんと、配役発表の日!来年1月に行う公演『転校生』の配役が発表されます。
続々とスタジオにやってくるメンバーは、どことなく緊張した表情を浮かべていました。
軽くストレッチ、腹式呼吸、発声をしたあとは、お待ちかね(?)の配役発表!!!
作・演出の平田オリザさんから、1人ずつ、役名が言い渡されます。
(ちなみにオリザさん曰く、配役には相当頭をひねらせていたとのこと。発表の寸前まで、誰をどの役しようか悩まれたそうです!)
配役発表が終わり、安堵したのもつかの間。さっそく台本を開き、自分の役のセリフにチェックをつけるメンバーの姿が!ついに、来年1月の本公演に向けて、スタートを切りました💨
『転校生』は、今年9月に開催された豊岡演劇祭2024でも上演されています。今回はメンバーの入れ替わりを経て、25名で上演する予定です。中には、『転校生』に初挑戦するメンバー10名も!
配役が決まったあとは、台本の読み合わせをしました。読み合わせと言いつつも、本番を想定して動きながら稽古をしていきます。
『転校生』の難関ポイントである「同時多発的に起こる会話」に苦戦しながらも、稽古は進みます。次にどのセリフを読むかを見失ったメンバーに対して、経験のあるメンバーが「ここだよ」と教える場面も!経験者の頼もしさを感じました✨️
同時に、難しい作品に挑戦するメンバーたちの気概も、改めて実感させられました!
休憩中には、とあるメンバーがスタッフに、「(前に稽古で使っていた)役名が書かれた、首にかけるやつ(名札)ってありますか?」と尋ねていました。誰がどの役をしているのかがわかりにくいため、役名がわかるものがあると嬉しいとのこと。
あいにくその名札は手元になかったものの、自分たちで即席の名札を作っていました📛
スタッフが用意した養生テープをちぎり、役名を書いていきます。
驚いたのは、メンバーみんなの協力性。名札を作っていると知ったメンバーたちは、テープをちぎる人、役名を書く人、書かれたテープを届ける人など、分業制で名札作りに取り組んでいました!自主的に動くメンバーの姿に、感動が止まりません😭
全員役名が書かれた名札を貼って、稽古再開!セリフが詰まったら助け合うを繰り返し、なんとか全編通すことができました!
最後に、オリザさんから「自分の役のセリフを全部覚えること」「自分だったら、どのような言い回しをするかを考えながら台本を読むこと」「カバンやスマートフォンなど、自分が小道具として使うものを考えること」の3つを告げられました。
新たなメンバーも加え、本公演に向けて動き出したたじま児童劇団中高生の部。
今回はどのような『転校生』がつくりあげられていくのでしょうか?
続報に、乞うご期待です!!
【スタッフ 石川はな】