たじま児童劇団

2025.12.6[ジュニアクラス]活動レポート

― 2025年12月6日(土)ジュニアクラス 第11回目 活動レポート ―

12/6(土)、初雪が降り、いよいよ本格的に冬がやってきましたが、今日も寒さに負けず元気なメンバーたちがスタジオに集まってきました。中には、半袖姿でボール遊びするメンバーも…!

今日の講師は、たじま児童劇団のアシスタントであり、劇作家・演出家でもあるみーくんこと竹内ミズキが務めました。まずはアップから!恒例のドッジボールに、ペアドッジと宝物ドッジという新ルールを加えて遊んでみました。

そして早速、今日の創作に取り掛かりました。テーマは「最近あった嬉しかったこと」。3つのチームに分かれて、最近あった嬉しかったことを共有します。お姉ちゃんとライブに行ったことや、将来の夢をお母さんに話したこと、習い事でほめられたことなど、みんなの新たな一面を知ることができました。そして、その中からひとつのエピソードを選び、登場人物を割り振って劇にしました。

一つ目のチームは、朝起きたら家の外に雪が積もっていて、兄弟たちと早起きして速攻で朝ごはんを食べ、学校に行く前に雪遊びをするという話。

二つ目のチームは、「雪が降ってきたよ!」というセリフのある演劇を観た後、劇場を出たら本当に雪が降っていて、嬉しくて写真を撮るという話。

三つ目のチームは、好きなvtuberとコラボしているスシローにお母さんとお姉ちゃんに連れて行ってもらい、アクリルスタンドを買ってもらうという話。

どのチームも実際にあった話をもとに、こだわりながら作っていたのが印象的でした。この発表の後、みーくんから追加のお題が伝えられました。追加のお題は、「魔法」と「魔法使い」を登場させること。実際にあった話をどのようにアレンジするか、作戦会議をして、二回目の発表をしました。

雪遊びのチームは、3人兄弟の真ん中の弟が魔法を使えるという設定に。実はお母さんも魔法使いで、お母さんから「あんた、魔法を使ったわね?」と言われるという劇的なシーンで終わる話になりました。二つ目のチームは、客席に魔法使いがいて、舞台上と客席をあったかくしてしまい、雪のシーンが台無しになってしまう、という話になりました。三つ目のチームは、スシローにコラボグッズを狙う強盗がやってくるが、タッチパネルから魔法使いが出てきて強盗を観念させるというお話になりました。実は魔法使いもvtuberのファンで、店員さんからお礼にアクリルスタンドをプレゼントされるという展開も加えられました。

リアリティーのある話を丁寧に演じることと、魔法を使って飛躍力のある劇に作り変えることの両方に挑戦する、ボリューミーな回となりました。最後までやりとげたことが、きっとみんなの力になったと思います。

次回の活動日は、年明けの1/17!いよいよ発表会に向けての創作が始まります。どんな作品が生まれるのでしょうか?お楽しみに…!

(スタッフ 山田)