― 2025年12月13日(土)シニアクラス 第10回目 活動レポート ―
こんにちは!アシスタントの坂戸です。たじま児童劇団シニアクラス第10回の活動レポートです。今日で、今年度の通常活動が終わり、来週から1月の本番に向けた集中稽古が始まります。


先週に引き続き台本を持ちながら稽古を進めています。作・演出の平田オリザからは、セリフにある文章で、話者が言いたいことはどれか、何を考えて話しているのか、誰の話を聞いているのかを意識するようにと指導がありました。
同時多発の会話が行われるこの脚本は誰と誰が会話しているのか、が重要になります。児童劇団のメンバー達は一体自分は誰の言葉に反応しているのか、そもそも独り言なのか?など考えをめぐらせています。
また、一人が話す文章の中には、具体的・物理的なことと心理的なことが含まれていて、そこを考えながら話すことが大切だとも指導がありました。セリフを読んでしまうのではなく、考えながら話すことで区切る所や間の入るところが自然になるのだと思います。
そんな稽古を過ごしてるメンバー達は各々考えながら対応し、高い集中力で取り組んでいます。次にオリザさんの稽古のある12月24日までには台本を持たなくてもできるようにと指示があり、増々本番に向けてプレッシャーが高まってきました。
毎回の稽古で、欠席者がいるときは、ダブルキャストでの上演のため、メンバーの中で代役を立てることができます。自分の本来の役と会話することもあります。見え方や受け取り方など普段気付けないことに気付くことができているのだと思います。
稽古を見ていると、代役をした後自分の役に戻ると動きや会話のテンポ感をつかんでいる様に見えます。
毎回、児童劇団のみんなの取り組みには感心しています。。。
集中稽古も、健康第一でいきたいですね!
たじま児童劇団『十五少年・少女漂流記』のご予約は、Teket(オンライン)または江原河畔劇場窓口・お電話にて受け付けております。
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以上、坂戸でした。
