ひょっこりニュース

2026.05.9 たじま児童劇団+ひょっこりシアター合同ワークショップ活動レポート

ー2026年5月9日(土)たじま児童劇団+ひょっこりシアター合同ワークショップ 活動レポートー

こんにちは!江原河畔劇場スタッフのなっちゃんです。
今年度も、たじま児童劇団とひょっこりシアターの合同ワークショップを開催しました!

昨年度に続いての開催ということもあり、久しぶりに顔を合わせるメンバーもたくさん。
「2度目まして」の少し照れくさい空気もありながら、にぎやかな1日がスタートしました。

ワークショップ前には、アシスタントメンバーで「今日はどんな流れにしよう?」と打ち合わせ。
今年度初めて劇場に来る参加者もいるため、「まずは緊張をほぐせるゲームがいいよね」と相談しながら準備を進めました。

14時半、いよいよワークショップ開始!
最初は少し緊張気味だったみんなですが、自己紹介をしていく中で少しずつ笑顔も見えてきます。

そんな中、参加者のえりさんが着ていたアイドルグループのTシャツが話題に。
「ファンなんですか?」と聞かれ、「元ファンです!」と返した瞬間、みんなから「元かーい!」とツッコミが入り、大きな笑いが起こりました。
そのひとことで、一気に空気がやわらかくなったように感じました。

最初のアイスブレイクは「ウィンクキラー」。
キラー役がこっそりウィンクをして市民を倒していき、市民たちは誰がキラーなのかを推理します。

ゲームが始まると、みんな真剣そのもの。
「絶対に倒されたくない!」という緊張感の中、突然誰かがバタン!と倒れ、会場は大盛り上がり。

2回戦目では、市民同士が疑い合う展開に。
キラーではないのに怪しい笑みを浮かべている人もいて、みんな大混乱!
最後には見事キラーを見破り、市民チームの勝利となりました。

続いて行ったのは「劇場でかくれんぼ」。
劇場のさまざまな場所を使って、2人1組で隠れます。

客席下やチラシ棚の後ろなど、「そんなところに!?」という場所に隠れるチームも。
鬼役を引きつけるため、お助け部隊が「お茶でも飲みます?」と時間稼ぎをする場面もあり、劇場中が笑い声に包まれました。

最後まで見つからなかったのは、「かれん」と「あすか」のペア。
なんと、真っ暗な楽屋のトイレに隠れていました!
ずっと立ったまま隠れていたかれんは「足が~~!」と言いながらも、見事優勝となりました。

後半はいよいよ創作タイム。
今回は、

・「午前2時 誰もいない劇場に明かりが灯る」
・「あの日から誰もあの扉をあけていない」
・「この町では時々人が消える」

という3つのお題から、チームごとに作品づくりを行いました。

創作が始まると、「この役やりたい!」「この展開面白そう!」と、各チームでアイデアが次々に飛び出します。
短い時間にも関わらず、役やストーリーがどんどん形になっていく様子に、演劇経験者のみんなの発想力とチームワークを感じました。

【午前2時 誰もいない劇場に明かりが灯る】チームでは、真夜中の劇場に現れた泥棒と、酔っ払いの2人が登場。
怪しい雰囲気で始まった物語でしたが、最後には泥棒がそっと優しさを見せる展開となり、「もしかしてどろぼうではなく妖精だったのでは?」という感想も上がりました。 酔っ払いのリアルな演技にも、会場からたくさん笑いが起きていました。

【あの日から誰もあの扉をあけていない】チームは、かくれんぼから始まる不思議で少し切ない物語。
“絶対に開けてはいけない扉”をめぐって、100年後につながるストーリーが描かれました。
扉の先でずっと待っていた人物の存在に、「扉の奥はどんな世界なんだろう?」と想像が広がる作品でした。

【この町では時々人が消える】チームは、怪しいオーナーが営む酒場が舞台。
オススメの飲み物を飲むと姿が見えなくなってしまうという、不思議でコミカルな展開に。
消えた人たちがいたずらを始め、酒場がポルターガイスト状態になる場面では、会場も大盛り上がりでした。

どのチームも個性たっぷりで、笑いあり、不思議ありの素敵な作品ばかり。
発表後には、「その発想面白い!」「続きが気になる!」と感想も飛び交いました。

今回のワークショップでは、みんなが「こんな役をやってみたい!」「こんなお話を作ってみたい!」という気持ちを楽しみながら表現している様子がとても印象的でした。
私たちスタッフにとっても、参加者のみなさんの自由な発想や表現にたくさんワクワクさせてもらった1日となりました。

普段は活動時間も異なるため、なかなか顔を合わせる機会の少ないメンバーたちですが、年に一度、劇場が主催する二つの劇団が集まり、一緒に作品づくりを行う特別な時間となりました。

今年度も、たじま児童劇団・ひょっこりシアターの活動が本格的に始まっていきます!
これからも活動の様子をお届けしていきますので、ぜひお楽しみに!

制作:なっちゃん(鐘築)