たじま児童劇団

2026.7.18 [ジュニアクラス]活動レポート

いよいよ本格的な夏を迎え、多くの子どもたちが夏休みに入る季節となりました。

活動が始まる前から子どもたちはボール遊びに夢中で、朝から元気いっぱい。その姿を見ながら、地元の児童劇団で過ごした日々を思い出し、郷愁の念に駆られたアシスタントのながみさです。

7月18日(土)は、ジュニアクラス3回目の活動日。今日は21名全員がそろって活動することができました。

まずはウォームアップの「しっぽ鬼」。緑チームと黄色チームに分かれ、しっぽを取り合うチーム対抗戦です。1回戦・2回戦ともに黄色チームが勝利しましたが、緑チームも最後まであきらめず、とても白熱した勝負となりました。

体が温まったところで、続いては創作活動です。

今回は、ランダムに選んだ言葉を組み合わせて文章を作り、その文章をもとに劇を創作しました。

「いつ」「どこで」「誰が」「何をした」をそれぞれ紙に書き、くじ引きで組み合わせていきます。どんな文章になるか分からないのが、この方法の面白さです。

中には思わず「どうやって表現するの?」と悩んでしまうような組み合わせもありましたが、子どもたちは相談しながら自由な発想で物語を膨らませ、それぞれ個性あふれる作品に仕上げていました。

まずは1グループ目!

海の家でお腹を空かせた親子。何やら外は燃えているようですが、お母さんは子どもを家に残して釣りに出かけ、大きな魚を釣り上げます。しかし、あまりにもお腹が空いていたお母さんは1人で全部食べてしまいます。すると、その魚の霊が現れ、子どもにお母さんが1人で魚を食べたことを告げ、一緒に仕返しを企てます。

最初の文は「太平洋戦争中に・海で・お母さんが・からだを・たべた」でした。

2作品目は「なが〜い校長先生の話」

夏休み前の全校集会。校長先生の長い話は、10年前の佐賀県にある「料理が釣れる釣り場」の思い出へと展開していきます。オムライスやハンバーグ、唐揚げまで釣れてしまう不思議な世界に誘われます。校長先生の実体験なのか、それとも生徒たちは眠って夢を見ていたのでしょうか?見る人の想像が広がる作品でした。

最初の文は「10年前の今日・佐賀県で・校長先生が・料理を・つった」でした。

3作品目は「悲劇の校長」

校長先生が自慢のメロジョイ(スクイーズ)を生徒に披露します。しかし、その晩うさぎがメロジョイを食べ物だと思って齧ってしまい、翌朝には無残な姿に。校長先生は犯人探しのために全校朝会を開き、生徒たちが疑われる中、犯人のうさぎが名乗り出ます。

最初の文は「夜・学校で・うさぎが・メロジョイを・ぶっこわした」でした。

4作品目は「プレゼント」

主人公はなんとマイケル・ジャクソン。お母さんとお兄さんから誕生日にもらったプレゼントは、ゴミ箱から拾ってきた布団でした。喜ぶふりをしながらも、最後にはその布団をこっそりゴミ箱へ。思わず笑ってしまう、不思議なループを感じさせる作品でした。

最初の文は「お誕生日に・公園で・マイケル・ジャクソンが・布団を・捨てた」でした。

5作品目は「かいじゅう」

体育の授業中、「疲れた」と言って姿を消した先生。生徒たちは真面目に準備体操を始めます。しばらくして戻ってきた先生は、なんと怪獣になっていました。怪獣に連れ去られた生徒は幕の向こうで戦い、しばらくすると何事もなかったかのように爽やかな顔で戻ってきます。幕の裏で何が起こっていたのか、想像が膨らむ作品となりました。

最初の文は「じゅぎょう中・体育館で・かいじゅうが・名前にNがつく人を・かみついた」でした。

振り返りでは、「もっとこうしたらよかったね」「ここはもう少し分かりやすくできたかもしれないね」と、お互いに意見を出し合う姿が印象的でした。ただ作品を発表するだけでなく、他のグループの発表も見た上でより良い表現を考える時間にもなっていました。

次回は8月22日!次はどんなユニークな物語が生まれるのか、今から楽しみです。

(スタッフ ながみさ)