夏休みも残すところ10日を切った8月22日(土)、暑い日差しの中、スタジオに集まってくるメンバー達の顔つきが変化しているのを感じます。あぁ、みんな充実した夏を過ごしてるんだね。
こんにちは、アシスタントのみっちゃんです。
今日はメンバー全員が集結しました!プラス、メンバーの長崎からのお友だちも飛び入り参加で、総勢なんと23名!大所帯での更に賑やかな活動になりましたよ。
アイスブレイクは、4チームに分かれて「しっぽ取り」を2戦行いました。
まず「大阪城」「姫路城」など城の名前でチーム名を決めます。なかでも、全メンバー中5名しかいない男子のみの「クッパ城」チームは、集まっただけで一気にボルテージが上がりました(笑)。
アグレッシブな歩兵を誇る姫路城・大阪城に対して、籠城作戦をとる「シンデレラ城」チームなど、それぞれのカラーや個人の意外な能力が光る、ドラマチックで面白い展開となりました。
続いて、今日の本番は「ジャンル」からつくる創作劇です。ホラーやコメディ、時代劇など多種多様なジャンルから選び、4〜5人の5チームで物語を作ります。
しかも、制限時間はたったの30分!

しかし、さすが「たじま児童劇団ジュニアクラス」メンバーです。全チーム、子ども達だけでどんどん物語を立ち上げて行きます。スムーズに進まなくても、大人の力を借りずに自分達でなんとかしよう、いや、自分達ならできる、という自信が溢れ出ています。
大人のアシスタントは客席からの見え方のヒントを出すのみでしたが、その理解力も抜群に早く、最終的に5つの超絶おもしろい作品が出来上がりました。
①チーム目 ジャンル『ファンタジー・サスペンス』
とある「警官」が“真っ赤な杖”の魔法によって突然息絶えます。そこへ「第一発見者」「警官の友人」など次々と人が現れて、「探偵」が全員のアリバイを聞きますが、全員がかなり怪しく、誰が犯人でもおかしくない展開。赤のマジックペンを象徴的に使うのが上手い始まり方でした。

②チーム目 ジャンル『ホラー』
両親の留守中、友人と女子トークして過ごす娘。明日帰国予定の両親がなぜか今夜帰宅し「早く寝なさい」と告げます。しかし翌日、両親が「ただいま~」とお土産を持って本当に帰国。じゃあ、昨夜のあれは一体誰だったの…?怖がる娘と能天気な両親の温度差が作品の面白さを盛り上げていました。

③チーム目 ジャンル『アクション・コメディ』
宅配ピザを注文する魔王と家来のもとへ決闘しに現れたチャラい勇者。魔王も「いっすよ」とカジュアルに応じますが、戦う前に届いたピザをみんなで食べ、家来のアカペラでラジオ体操を始める始末。やっと決闘が始まった途端、魔王の剣がポキッ。次の剣を「♪天の神様の言うとおり」とのんきに選ぶ背後をバサッ!あっさり勝っちゃう勇者。超脱力系スペクタクルに抱腹絶倒でした。

④チーム目 ジャンル『サスペンス・コメディ』
海の家でブルーハワイのかき氷を楽しむ男と、自ら砂に埋まるもう一人の男、それを「映える!」と連写する女。それぞれの夏模様。そこへ、埋まっている男を死体だと勘違いし、女を犯人扱いする迷探偵が空気をぶち壊します。ふいに砂から起き上がる男を見て慌てて逃げ去り、浜辺には戸惑う砂の男と、波の音だけが残され…。状況を丁寧に描くことで後半の破壊力が活きた名演技のチームでした。

⑤チーム目 ジャンル『サスペンス・ホラー』
タイトルは『予想外の彼女』。肝試しに来た男女をオバケと猫が脅かしますが、この期に及んで甘い言葉で下心を見せる彼氏に、彼女が「きっしょ」と一撃を放ちます。予想外の展開にオバケ達がうろたえる中、駆けつけた警官が彼女を危険人物と見なし即一撃。「これで事件は解決しました」…って、えぇ~~!? すべてが“予想外”のスピーディな展開に目が離せませんでした。

久々にジュニアクラスの活動に参加しましたが、この3ヶ月間のみんなの急成長ぶりにすごく驚きました。
豊かな発想力はもちろん、メンバー同士が信頼しあい協力できる合意形成力、そして観客に自分達の面白いと感じるものをしっかり伝えられる表現力。全員が確実にステップアップしています。
また、非常に印象深かったのは、①チーム目の発表直後、「次にやりたいチーム!」という講師むらいちゃんからの声に、ほぼ全員が即座に手をまっすぐに挙げていた光景です。彼らの内から溢れ出る自信がバシバシに伝わり、真夏の日差し並みに胸が熱くなりました。
次回はどんな可能性をみせてくれるのか!乞うご期待です。

(スタッフ 福田)
