実践の機会提供「海外プレゼンターとのミーティング」
無隣館インターナショナルでは、さまざまな研修と実践を通して、国際的に活躍できる若手クリエイターの育成・支援を行っています。
海外展開に向けた基礎講座や合宿研修、国内での字幕付き上演のほか、海外フェスティバルの視察、作品や翻訳言語の選定、翻訳字幕の作成など、受講するアーティスト一人ひとりの活動に合わせた取り組みを進めています。
今回は、東京・池袋にて行われたシンガポールの劇場関係者とのミーティングに、無隣館インターナショナル受講生の堀川炎、宮崎玲奈が参加しました。

写真左手前から:堀川炎、太田久美子/右手前から:Rachel Lim、大竹純子(通訳)

写真左手前から:宮崎玲奈、山下恵実/右手前から:Rachel Lim、大竹純子(通訳)
2名の受講生について
■堀川 炎 (劇作家・演出家・振付家/世田谷シルク主宰)
空間と間を意識した演技演出や創作舞踊を手がけています。「くすっと笑えるアート」と称し、日常生活に突如入り込む奇妙な状況をコミカルに描く作品も多く制作しています。
スウェーデンやベルギーで笈田ヨシのオペラ研修に参加したことをきっかけにオペラの魅力に触れ、演劇活動と並行してオペラの演出助手にも携わっています。
近年は、フランスで上演されたオペラ『イドメネオ』(演出:宮城總)で演出助手を務めたほか、SCOTサマーシーズン・豊岡演劇祭で『野火』(原作:大岡昇平)の演出を手がけるなど、活動の幅を広げています。

堀川炎
■宮崎玲奈(劇作家・演出家/ムニ主宰)
1996年、高知県生まれ。明治大学文学部文学科在学中に演劇学校無隣館に通い、2017年にムニを旗揚げしました。
Howいかに、表現するかの先に主体が立ち現れる、というロジカルな態度で創作と集まりを行い、喃語的な独自の戯曲文体を特徴としています。
第11回せんがわ劇場演劇コンクールでは、ムニ『真昼森を抜ける』で演出家賞を受賞。大学卒業制作の『須磨浦旅行譚』は令和元年度北海道戯曲賞の最終候補となり、『ことばにない』では第一回日本みどりのゆび舞台芸術賞HOPE賞を受賞しました。
演劇作品の創作に加え、俳句や小説など、他ジャンルの創作にも意欲的に取り組んでいます。

宮崎玲奈
子ども・若者向け作品をめぐる意見交換
今回のミーティングは、「文化施設による高付加価値化機能強化支援事業」の実装支援の一環として行われたものです。
当日は、シンガポールの劇場「Esplanade – Theatres on the Bay(エスプラネード)」で子ども・若者向けプログラムを担当するRachel Lim氏に、それぞれの活動や子ども向けの作品について紹介し、意見交換を行いました。
堀川のミーティングには、江原河畔劇場スタッフで、堀川が主宰する世田谷シルクの制作も務める太田久美子が、宮崎のミーティングには、研究者と演劇作家が協働する科学とアートのプロジェクト「喜界島サンゴ礁科学研究所 演劇プロジェクト」に宮崎とともに取り組む演出家・山下恵実さんが同席しました。
また、通訳は大竹純子さんにご担当いただきました。

写真左手前から:堀川炎、太田久美子/右手前から:Rachel Lim、大竹純子(通訳)

写真左手前から:宮崎玲奈、山下恵実/右手前から:Rachel Lim、大竹純子(通訳)
─ 今後のレポートについて ─
無隣館インターナショナルでは今後、事業の内容をレポートとして順次ご紹介していきます。
現在、19名の受講生が参加しています。受講生のプロフィールは、江原河畔劇場Webサイトでご紹介しています。
▼ https://ebara-riverside.com/murinkan-international/
