たじま児童劇団は、江原河畔劇場を拠点に、子ども達と演劇ワークショップをしています。現在は小学生の部（小学4年生〜6年生）と中高生の部、２チームで活動しています。
今日は、小学生の部の活動レポートです！
2022.8.20［小学生の部］活動レポート
たじま児童劇団・小学生の部第2回目がありました。小学生の部は、昨年からほぼ毎回なのですが、全員の集合する時間がいつも早い！！始まる時間の15分前にはメンバーがほぼ揃っており、児童劇団のスタッフは「早く始めちゃおうか・・？」と打ち合わせるほど・・笑 みんなでお話をしながら、始まる時間を待ちます♪ 時間になりメンバーが揃ったところで、まずはアイスブレイクゲームから。
前回に引き続き、名前を呼び合うゲームから、拍手まわしをしました。なんと今回からは、拍手まわし応用編！！今までの自分の隣の人に拍手をまわすという簡単なルールから、
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①隣の人にわたす時は、「ビュン」と言って手裏剣を打つようにわたす。
②2つ隣の人にわたす時は、うさぎの真似をして、「ぴょん」と言いながらわたす。
③遠くの人に回す時は「バキュン」と銃を打ってわたす。
④「コッパカパーナ！」と言われたら、サンバのリズムで踊りながら全員で移動。
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新たに4つのルールが追加されました。最初は、恥ずかしがっていたメンバーも、ゲームに真剣になるにつれ、恥ずかしさを忘れ、ゲームに熱中・・！！何を受け取ったのか、瞬時に判断をし、次の行動をすることは、舞台の上でお芝居をする時にもつながることなので、みんなの感覚がどんどん研ぎ澄まされていく様は見ていて、とてもかっこよかったです。講師のむらいちゃんから、「これから、どんどんやって、もっとテンポ良くできるようになってもらうよ〜」と言われ、「もっと早くなるの！？」とみんな驚いていました。でも、きっとみんななら、早くできると私も思ってました…笑 頑張れ〜
そして！今回の本題は…「お題を元に、セリフありの劇を創作」することでした。まず４チームに分かれた後、自分たちでチーム名を考えました。その後、お題と必ず登場させるものをくじ引きで決めます。組み合わせを見て、みんなが頭を悩ませていると、むらいちゃんから追加で。「一つ大ピンチを作り、自分たちで作品の題名決めてください。」との注文が…！「ピンチ！？」と驚く一同。驚きながらも注文を受けつつ、お互いの意見を聞きながら、さらに面白いものを作ろうとする姿は、もう演劇人そのもの。。あっという間に、発表の時間が来ました…。
「やりたいチーム」から、挙手制で順番に決めるのですが、みんなのすごいところは、どのチームも全員で手を上げていること…！！「おとなでも中々できない凄いことが、目の前で起こっている」と、みんなの勢いにびっくりしました。どのチームも素敵だったので、全チームご紹介！！
◉チームYM『トリックオアトリート』
お題：ハロウィン
登場させるもの：運転手、お医者
ハロウィンパーティーが始まる中、具合の悪くなったお母さんのために、お医者さんのところにいく娘たちのお話。このチームは、同じ人が違う役を演じる工夫をすることで、人数以上の登場人物を出していました。カーテンや椅子など小道具をを駆使し、場面展開を行って物語がどんどん展開していく様は、次はどんな展開になるんだろうと、ワクワクしました！
◉チームお弁当『カッパのクリスマスパーティー』
お題：クリスマス
登場させるもの：カッパ
人間の真似をして、クリスマスパーティーを行うカッパたちのお話。みんなカッパを演じていました！きゅうりの好きなカッパと嫌いなカッパ、料理が得意なカッパなど・・とにかく、カッパのバリエーションが豊富でした。見ていたお客さんにどんなカッパがいるのかが、一目でわかる仕様になっていて、より世界に引き込まれました。
◉チームポップコーン『正月の事件』
お題：正月
登場させるもの：占い師、王様
王様のお正月のお話。このチームは、役の一人一人が粒立っていました。ちゃっかりしている家来、ハキハキ話す家来、占い師の怪しさ、堂々とした王様。セリフ掛け合いが素敵なコメディー作品で、シーンごとに見どころがあり、お客さんもクスクス笑っていました。
◉チームぶどう対りんご『行方不明』
お題：卒業式
登場させるもの：博士、お姫様
お姫様の卒業式という設定で、お話を作ったチーム。博士が先生という新しい視点で、しっかり登場させるものが組み込まれていました！伏線貼りまくり、ラストは悲鳴で劇が終わるという、なんともホラーな展開に、観客一同驚きが隠せませんでした・・！どのチームも、キラキラしていて見ている方も楽しくなりました。次回は、どんなみんなを見ることができるかな…今からワクワクが止まりません！！
【スタッフ 永田】