たじま児童劇団

2022.9.10[小学生の部]活動レポート

たじま児童劇団は、江原河畔劇場を拠点に、子ども達と演劇ワークショップをしています。現在は小学生の部(小学4年生〜6年生)と中高生の部、2チームで活動しています。

今日は、小学生の部の活動レポートです!

2022.9.10[小学生の部]活動レポート

9月10日、今日は児童劇団小学生の部の四回目の活動がありました🌞

回を重ねるごとにみんながどんどん朝早くから劇場に集まってくるようになっています。開始前からいつものように全力でドッチボールをした後、今週もアップは「コッパカパーナ」のゲームをやりました。みんなで世界最速を目指して練習していますが、かなり上達しています🔥一人一人のやりとりもスムーズになり、ゲームのルールをこなしながら、手数も多種多様になってきました。もう一つのゲームは、メンバーからのリクエストで「ウインクキラー」をやってみました。さすが、死に方のバリエーションがあってみんなとてもユニークです。

今日の本題の創作は10月1日の中間発表会に向けて、チームに分かれて行いました。むらいちゃんから一人4枚ずつ紙が配られて、いつ/どこで/どんな人たちが/どんなピンチにあったか、を紙に書いていきます。答えを書いた紙を箱に入れたら、チームごとにくじ引きをしていきます。このくじ引きでできた文章が、今日の創作のお題/あらすじです。各チーム、なかなかに破茶滅茶なお題をもとに、みんなで頭をひねりながら新しい演劇を作りました🎁

一番最初に発表したのは、「コアラのマーチ」チーム。観光客が訪れたのは、ゴキブリがよく出るというとあるホテル。ふとしたことをきっかけにそのホテルの秘密に触れてしまうという、不気味でミステリアスなお話をスタジオの幕を上手に使って上演しました。次は「レッツ最強カンパニー」。夏休み明けの学校での先生と生徒のやり取りを大人vs子どもの構図を打ち出しながら、コミカルに演じて共感を集めました。そして、「イヌ&ネコ」は平日の朝の閑散とした遊園地を舞台に、徘徊するおじさんと受験勉強に疲れた女子高生、それから遊園地のスタッフの間のささやかな関係性を描いた不思議な魅力のある演劇をつくりました。最後に上演したのは「じゃがりこカンパニー」。キャンプ場でスマホの充電がなくなった女の子たちとつっけんどんなヤンキーが出会うところからはじまるストーリーで、不穏なエンディングにみんながザワザワしました。上演の後には感想のやり取りもして、もらった感想をもとに、次回に向けてすでに作戦会議を始めるチームも。最後に発表会の日時と自分たちの作った演劇のタイトルを書き取り、おうちの人たちへの招待状も作成しました💌

10月の活動では、もっと面白くなった作品を保護者の皆さんに見てもらえるよう、ブラッシュアップもする予定です。小さな発表会ですが、きっとみんなの想像力の軽やかさ、たくましさを感じてもらえる発表会になるはずです。来月も、元気にみんなと演劇ができますように!今からとてもとても楽しみです。

【スタッフ 山田】

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