たじま児童劇団は、江原河畔劇場を拠点に、子ども達と演劇ワークショップをしています。現在は小学生の部(小学4年生〜6年生)と中高生の部、2チームで活動しています。
今日は、小学生の部の活動レポートです!
2022.11.12[小学生の部]活動レポート
11月12日(土)、今日の児童劇団小学生の部の講師はむらいちゃんに代わり、現在青年団『サンタクロース会議』の上演のために江原に滞在している俳優の「まーぷー」こと島田曜蔵さんが務めました!まーぷーは昨年もこの時期にゲスト講師として小学生の部に来てくれていて、今年もまた新しいプログラムでみんなと遊びに来てくれました!
今日のアップはアシスタントのながりこによる名前鬼。お互いの名前はもう呼び慣れているので、輪になって隣の人に「新しい名前」をつけてみるバージョンもやってみました!しばしばお互いに鬼を見分けられなくなって混乱状態になりながら、みんなでスタジオ中を走りまわりました。
アップのあとは発声練習をしましたまずは自分のお腹を見たり触ったりしながら、「腹式呼吸」が一体どんな呼吸なのかを体感してみます。他にも、発声練習のための五十音の並び替えを教わったり、色んなテキストを「母音法」で喋ってみたりしました。年明けには劇場での発表会も控えているみんな。そんなみんなのために、まーぷーから、たくさんの人に届く大きな声を出してものどを痛めたり、息が苦しくなったりしないためにできることを伝授してもらったのでした。
盛りだくさんな前半戦が終わると、後半のメインプログラム「昔話の続きを作る」に取りかかりました。みんなで挙げた昔話「一寸法師」「3びきの子ぶた」「さるかに合戦」「一休さん」の続きのお話を作る創作に4つのチームに分かれて取り組みました。もともとある物語をもとに新しいお話を作るという難しいお題でしたが、各チーム、それぞれが覚えているストーリーを確認し、そこから新たな視点を設定していきました。「さるかに合戦」のさるや「3びきの子ぶた」のオオカミなど、どのチームでも悪役が人気で、発表では今まで演じたことのないような悪役を思いっきり楽しんで演じている様子が印象的でした。
次回の活動は12月!少し間が空きますが、来月も、元気なみんなに会えますように!
【スタッフ 山田】