たじま児童劇団は、江原河畔劇場を拠点に、子ども達と演劇ワークショップをしています。現在は小学生の部(小学4年生〜6年生)と中高生の部、2チームで活動しています。
今日は、中高生の部の活動レポートです!
2023.12.3[中高生の部]活動レポート
12月3日の活動は、風邪も流行っており、いつもより少ないメンバーでした。
この日は稽古と一緒に、たじま児童劇団の”但馬の高校生バージョン”の『転校生』になるように、中高生とオリザさんで話し合いが行われました。
初演の台本は東京の女子高生たちを描いている作品だったため、
(しかも30年前!!今の中高生の部メンバー達は生まれてない、、)
メンバーたちはオリザさんから、但馬の高校生的に言いにくいセリフはないか聞かれ、台本を開きセリフと睨めっこしていました。
また、語尾なども言いやすいようにどんどん変えていいとの指示もあり、どのセリフは言いづらくて、どうしたら言いやすくなるのか、色々試していました。
さらに、
「但馬の高校生は、学校にスマホはもってきて良いのか?」
「教科書はどんなものをつかっているのか?」
など、但馬の中高生のリアルな事情も聞き、みんなで共有し合いました。
その後は衣裳スタッフの中原さんと、本番で着用する衣裳を打ち合わせるメンバーたち。制服はスカートだけではなく、スラックスも選択できる学校もあることなど、今の時代に合わせ一人一人の衣裳を決めていきます。
稽古だけではなく、作品と向き合う話し合いも行われ、公演に向け改めて背筋が伸びるような1日になりました。
【スタッフ 永田】
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