たじま児童劇団

2024.12.14[小学生の部]活動レポート

ー2024年12月14日(土)小学生の部 第9回目 活動レポートー

12月14日、みぞれまじりの雨の中、9回目の児童劇団小学生の部の活動が始まりました。劇場にやってきたメンバーは、ボール遊びをしたり、スタジオの床でスライディングしたり、窓の外を眺めたり、思い思いの時間を過ごしています。

そして、今日はアシスタントのまーぷーの誕生日でした!ホワイトボードに大きなケーキの絵を描いていたメンバーのもとにみんなが集まってきて、開始とともにスタジオに上がってきたまーぷーに歌を歌ってお祝いしました。

それから、アップとしてみんなでチーム分けをしてドッチボールをして、ウインクキラーをやりました。児童劇団のみんなによって遊びこまれたウインクキラー、最後までキラーと市民のどちらが勝つか分からない接戦がくり広げられました。

そして、今日の本編は「やりたい役」からひとつのお話を作る創作。三つのグループに分かれて取りかかりました。

一つ目のグループのタイトルは「石と映画」、出演する映画のラストシーンに思い悩む映画スターが撮影現場の近くにいたふたりの警察官と子ども、石を見つけ、みんなの協力を得てラストシーンを撮影するお話です。急遽ラストシーンに出演することになったそれぞれの人やものが、映画の中の役を通して新たな一面を見せました。

二つ目は「何気ない日常の事件」、ずぼらな飼い主とお腹を空かせた飼い猫、仕事に疲れたサラリーマン、猛烈な警察官、コンビニ店員の登場するお話です。どこかダークな雰囲気の漂う何気ない日常のシーンが、ひとりひとりのキャラクターの登場によって少しずつ次のシーンへと繋がっていく、見ごたえのある作品になりました。

三つ目のタイトルは「ピラミッドの旅」。エジプトのピラミッドが大きな波に流されて、かかしのいるにんじん畑に漂着するお話です。流されるピラミッドや観光客のドライブの様子をさまざまなポーズで表現しながら、最後は観光客とミイラ、そしてにんじん畑のかかしに野良犬が追いかけ回されるドタバタのシーンを演じました。

そして、今日は今年最後の児童劇団小学生の部の活動日でもありました!帰り際は「よいお年をー!」と挨拶しながらお別れしました。次回の活動日は1月18日。来年も、元気なみんなに会えますように!

(スタッフ 山田)