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2025.05.17えんげきワークショップ活動レポート

ー5月17日(土)えんげきワークショップ 活動レポートー 

5月17日(土)、えんげきワークショップが開催されました。

1歳から50代まで、老若男女問わず、総勢28名の方々がご参加くださいました。

今日のレポートはアシスタントのながりこがお届けします!

まずは、アイスブレイクゲームからスタート。参加者全員で円になり、初めての人も、知っている人も関係なく、名前を呼び合うことから始まりました。

「名前を五十音順に並び替える」ゲームでは、ひとりひとりが顔を合わせて話し合いながら並び、次第に場の空気もやわらいでいきました。

続く「誕生日順に並ぶ」ゲームでは、“言葉を使わずに”自分の誕生日を伝えなければならず、ジェスチャーや口パク、表情など、より丁寧なやり取りや工夫が自然と生まれていました。さらに「じゃんけんゲーム」では、初対面同士もぐっと距離が縮まり、場の空気が一気にあたたまりました。

続いては、「チーム対抗ジェスチャーゲーム」。

渡されたお題をジェスチャーでチームメイトに伝え、正解が出て早く座れたチームがポイントがもらえるというルール。ゲームを通して相手の動きをしっかり見て、即座に反応する楽しさと緊張感が生まれました。声が飛び交い、笑顔が行き交う中で、チームの一体感もゆっくり育っていったように思います!

その後は、自分たちでテーマを決めて、ジェスチャーで作品をつくる創作タイムへ。

アイデアがどんどん出てくるチームもあれば、じっくり話し合いながら進めるチームもあり、協力しながら形にしていく過程には、笑いと真剣さが交差していました。

最初の発表が終わったあとは、「あれもやってみたかったね」「もっと工夫できたかも」といった声がちらほら。

実はこの日、2回目の発表があることを知っていたスタッフたちは、「ふふ、まだあるんだよ」と内心ニヤニヤしていました。

そして、ファシリテーターのむらいちゃんが「作り直して、また発表します!」と告げると、会場からは「おーーー!?」という驚きと喜びの声が。しかも今回は、「これを登場させてください」というお題がチームごとに渡されるミッション付き。

私がいたチームでは「やったー!さっきできなかったあれ、今やろう!」と、すぐに再挑戦モードに切り替わっていました。

そして2回目の発表では、さらにブラッシュアップされたジェスチャー作品が次々と誕生!最初の作品との違いやチームごとの工夫には、それぞれの“このメンバーだからこそ”の味わいが感じられました。

ワークショップの最初の方ではお母さんお父さんのそばを離れなかった3歳の子や小学生の子どもたちも、後半にはすっかりチームの一員に。大学生や大人たちと一緒になって演劇の中に飛び込んでいく姿が、とても印象的でした。

今回のワークショップを通して、「演劇って、本当に何歳でもできるんだな」と、あらためてその力を実感しました。

何歳からでも、誰とでも楽しめる――

そんな演劇の力を、参加者の皆さんから教えていただいた一日でした。また、こうして一緒に創る時間を重ねていけたら嬉しいです。ありがとうございました!

【スタッフ 永田】